2020年3月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、新型コロナウイルス騒動の中で、番組も無観客で収録するようになり、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』赤い服のエキストラや『今でしょ!講座』の観覧客は「あれ、そもそも要るのかな?」と気づいてしまうのではと語っていた。
伊集院光:やらなくていい、そもそもやらなくていいということに気づいちゃう危険さってあると思うんだけど。
『金スマ』の後ろに大勢いる、赤い服の女の人を「必要なのかどうか?」っていうことに。いなくする、あのさ…『笑点』を一応、無観客でやるっていう。やってんのかな?多分、まだオンエアされてないけど、『笑点』を無観客にしましょうってなるじゃん。
それはそうだよね、お客さんもお年寄りの人多いわけだし。で、『笑点』は屋外ではやってないから(笑)ぎっちりね。昔っから、司会が円楽師匠の頃から客席の真ん中に円楽師匠がいて、そこギューッていてやってるわけだから。
大声で、三瓶大師匠の面白いギャグにゲラゲラ(笑)割れんばかりの笑いが起こっちゃって、そこから飛沫も飛ぶじゃないですか。三瓶師匠の超面白い答えでなっちゃうから。
『笑点』あたりは、お客さんいなくするのは分かります、無観客は分かるじゃないですか。でも、『笑点』の場合は、お客さんいないとなかなか盛り上がりづらいってのも確かなんで。
これ、コロナ騒ぎが終わったら、すぐに多分、お客さんいれると思うんですよ。ただ、「『金スマ』のあの人たち要るのか?」っていう。いるのか問題は、恐らくみんな、気づいちゃいますよね。「あれ、そもそも要るのかな?」っていう。
僕、出してもらってるところだと、林先生の『今でしょ!講座』っていうのも、後ろに50人ぐらいお客さんいつも入ってるんだけど、やっぱり無観客になるのね。「要るのか?」っていう。
あの人たちは、いざ終わってみたらいるのかどうか。気づいちゃう問題っていうのはあるよね。