2025年6月1日放送のテレビ朝日系の番組『見取り図じゃん』にて、お笑い芸人・東野幸治が、タレントがバラエティ番組出演を重ねて「才能ある総合演出と出会うための旅」を続ける上で大切なことについて語っていた。
東野幸治:「これだけはやるな」三箇条、二つ目でございます。
リリー:はい。
東野幸治:何でしょうか…こちら。「自分たちの責任にするな」っていう。
盛山晋太郎:どういうこと?
東野幸治:番組が早く終わったりとか、『ジョンソン』とかも終了するけど。絶対に自分たちの責任にしたらいけない。
リリー:ほう。
盛山晋太郎:でも、やっぱ落ち込みました。関西の番組も、終わったのもあったんで。
東野幸治:全くそれは、全部スタッフのせい。スタッフの力不足っていう風に思っておかないと。
盛山晋太郎:はい。
東野幸治:それはやっぱり、全部それ自分で背負い込むとダメですから。「あ、スタッフさん、才能なかってんなぁ」っていう。
盛山晋太郎:でも、東野さん。
東野幸治:はい。
盛山晋太郎:今まで、めちゃくちゃ番組終わるのも見てきたし、始まるのもいっぱい見てきたじゃないですか?
東野幸治:見てきた、見てきた。
盛山晋太郎:その度、そう思ってたんですか?
東野幸治:これ、前もどっかで言ったんですけど、我々は才能ある総合演出と出会うための旅を、ずっとしてるんです。
盛山晋太郎:ほう。
東野幸治:バラエティ番組、特番とか行きながら…っていう出会いやから。「この番組との出会い、悪かってんな」と思うようにして、その人の責任にする方が。
盛山晋太郎:へぇ。
東野幸治:一見、その人に悪いように思うけど、その人も見取り図のせいにしてるから。
盛山晋太郎:なるほど。お互い、そう思いやって次に行ったらいいやん、と。
東野幸治:次に行った方が、俺はいいと思う。お互いのために。
リリー:だから運命ってことですね。
東野幸治:そこ運命やと思う。
盛山晋太郎:でも、一ついいですか?先生。
東野幸治:はい、なんですか?
盛山晋太郎:良い出会いの旅あるじゃないですか。いろんな番組出させていただいて、出会いをきっかけに…ってなると、東野さんの言う、尻軽みたいなことになりません?じゃないと、探す旅でないと、番組なしで旅には出れないんで。
東野幸治:そこはだから難しいねんけど、尻軽なれへんけど、「この人の番組は出る」とか。そこに面白い人が他に、その下についてるかもわからんし。その下の方が企画書書いてるかもわからんしっていうところ。
盛山晋太郎:ああ。
リリー:僕、一回は出てみようと思うんですけど、それはいいですか?
東野幸治:あ、それいい。で、やってみて、「ここのスタッフと合わんなぁ」と思ったら、「ちょっとごめんなさいね」っていうのは、やっていいと思うけど、という。

