千原ジュニア、国語辞典の各出版社同士で繰り広げられている「戦争」について語る「例文のやり合いが結構あるんですって」

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2025年1月13日配信開始のYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』の動画で、お笑い芸人・千原ジュニアが、国語辞典の各出版社同士で繰り広げられている「戦争」について語っていた。

千原ジュニア:辞書の編纂者と喋ったんですけど。

樋口卓治:うん。

千原ジュニア:やっぱり、もう使わないだろうというか、もうみんな誰一人使っていないだろうっていう言葉を切っていって、ほんで新しいのをガンガン入れていくっていう。

樋口卓治:うん。

千原ジュニア:だから、辞書の厚さが変わらへんっていう。

樋口卓治:ああ、出し入れがあるってことで。

千原ジュニア:はい。で、そのジャッジを三省堂かなんかは、何人っつったかな、まぁでも一桁、7人ぐらいでやってるっつって。その三省堂の人と喋ったんですけど。

樋口卓治:うん。

千原ジュニア:「洒落」の例文のやり合いが結構あるんですって。

樋口卓治:はい、はい。

千原ジュニア:新明解とか結構、イケイケで。

樋口卓治:ああ、ちょっと今っぽい感じがしますね。

千原ジュニア:はい。ほんなら、ちょっとした冗談を言う例で、「潮干狩りに行ったが一切採れず、行った甲斐(貝)がなかったよ」とか。

樋口卓治:ふふ(笑)

千原ジュニア:その三省堂の人は、自分の実体験、「めんつゆが切れていたとはつゆ知らず」みたいな。これはシャレなんですけど、今度「駄洒落」は、意味が通ってたらダメなんですって、例が。

樋口卓治:ああ。

千原ジュニア:だから、その人が書いたのは、「伊万里見ておけ(今に見ておけ)」みたいな。これが、駄洒落なんですって。

樋口卓治:なるほど。

千原ジュニア:「はぁ?」ってなんのが駄洒落やから。

樋口卓治:語感と名詞は違うっていう。

千原ジュニア:意味が通ってないのが駄洒落で、ちゃんと意味が通ってんのが洒落やって。

樋口卓治:うん。

千原ジュニア:で、何年か前に、各出版社の辞書のあれで、「右」戦争が起こったんですって。

樋口卓治:ああ。「左じゃない方」とかね。

千原ジュニア:ええ。「漢数字の一を書いた時のとめの方」とか。「ひらがなのりを書いた長い方」とか。

樋口卓治:うん、なるほど。将棋じゃないけど、完全武装、誰にも揚げ足を取られないようにするっていう。

千原ジュニア:はい。で、新明解でみんなが「やられた」ってなったのが、「こっちのページ」って。

樋口卓治:ああ。

千原ジュニア:そんなんおもろいやろうなぁって。

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