2024年11月30日放送のMBSラジオ系のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(毎週土 24:00-25:30)にて、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、山里亮太の『DayDay.』での悩みに先輩MCとしてアドバイスを行っていた。
リスナーメール:加藤さんの『スッキリ』から受け継いで『DayDay.』をやっている山里さんが、ラジオである悩みを打ち明けていました。
その日、『DayDay.』では、都内のカフェが混んでいるという特集をやっていて、スタバが満席で入れなかった人にインタビューをしたり、いかにカフェが混んでいるかを撮影してきたVTRを見た山里さんは、「これは今、知るべき情報なのか?」と思ってしまったとのことです。
どうしたら盛り上げられるのか、と自分の力不足を感じた山里さんは、「こういう時、加藤さんだったらなんて言ってるんだろうな」とよぎってしまうと悩んでいました。
加藤さんは番組のMCを担当していて、内容のないVTRを見せられて、スタジオで出演者とトークをしないと行けない時、どう盛り上げればいいのか、と悩んだことはありますか?
加藤浩次:まず、VTRを見てる顔が死にます。
大谷映美里:ふふっ(笑)
河合郁人:そこはもう、素直に?(笑)
加藤浩次:そしたら、ワイプに僕が映らなくなる。
山本圭壱:もう死んでる顔をしてるから、映すなよ、と。
加藤浩次:映すなよってことじゃなくて、「なんだこれ」ってなってくるから。
山本圭壱:ああ。
加藤浩次:そしたら、そういう顔になってきます。で、サブのスイッチャーさんが僕を切らなくなります。
山本圭壱:ええ。
加藤浩次:で、全然映らなくなります。VTR終わってスタジオ下りて、その顔のまま「何なんですかね?これ」って言います。
山本圭壱:ああ、その段階で言う?
加藤浩次:はい。「何なんですかね、これ」って。「これって、やる意味ありますかね?」って言います。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:それが僕は、一番盛り上がると思う。
山本圭壱:ああ、なるほどね。
加藤浩次:そしたら、他の人も言いやすくなるから。
河合郁人:ああ、他のゲストの方も同じことを多分、思ってるんですよね。
加藤浩次:思ってて。思ってたら言いやすくなるっていう。「これだったら、あれやった方がいいんじゃない?」とか。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:「僕、これ興味ありますよ」って人も出てくる。
山本圭壱:ああ、なるほど。逆にそっちも言いやすくなる、と。
加藤浩次:一回、ベクトルをそっちに振ってあげたらいいんだけど。俺は上手くやるタイプじゃないから。
山本圭壱:ああ。
加藤浩次:山ちゃんは上手くやるタイプだから、悩むのかもしれないけど。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:俺、悩んだことがない。
河合郁人:そのまま、感じたままに。
山本圭壱:感じたままの顔を出して、スタジオに帰った時に、感じたままを喋るから。
加藤浩次:はい。
山本圭壱:何も悩まない?
加藤浩次:悩まなかったね。
山本圭壱:じゃあ、悩まないってことですね?
加藤浩次:うん、そこをだから、そうした方が良いと思うの。
山本圭壱:うん。