2024年10月28日配信開始のYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』の動画で、お笑い芸人・ふかわりょうが、『内村プロデュース』で出川哲朗に言われた一言がきっかけで「出川さんとは違う道に舵を切った」と告白していた。
ふかわりょう:とあるバラエティ番組で、IKKOさんとご一緒するロケがあって。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:それで、IKKOさんが歌を練習するみたいな。特訓する番組だったんですよね。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:で、そのIKKOさんのそばでずっとロケしてて。で、それをサブ出しするじゃないですか。サブ出しすると、お客さんが見てるじゃないですか。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:IKKOさんが何かやる、それで僕が何か言葉を載せる。そこでお客さんが笑ってるっていう現象が、サブ出しで起こって。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:「え?何これ。いつも叩かれている僕じゃなくって、僕がIKKOさんに言葉を添えることで、みんなが笑ってる」っていう。うわーっと何か掴んだというか。
千原ジュニア:はい、はい。
ふかわりょう:「こういうことか」みたいな感覚を。
千原ジュニア:へぇ。
ふかわりょう:だから本当にIKKOさんには感謝していて。
千原ジュニア:ああ。
ふかわりょう:バラエティで立ち回るってのは、例えばこういう生き方があるんだって。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:IKKOさんだったり、湯浅弁護士だとか、ちょっとその突き抜けたタイプの方の近くにいると、自分も生きることができる。
千原ジュニア:ああ。
ふかわりょう:そういう感覚を掴めた最初が、IKKOさんで。
千原ジュニア:ああ、そうなんや。
ふかわりょう:で、そういうことをやっていったのがどなたかの目に止まったのか、よくその後出る時に打ち合わせで言われたのが、「ふかわさん、今回も裏回しお願いしたいんですけど」みたいなことを言われるようになったのが30代。
千原ジュニア:へぇ。
ふかわりょう:もう1つ大事な話があるんでいいですか?
千原ジュニア:もちろん。
ふかわりょう:内村さんに手を差し伸べてもらうっていうのは、僕の人生で凄く大事な局面ではあるんですけど。20代後半で、『内村プロデュース』のロケの合間だったんですけど。
千原ジュニア:はい。
ふかわりょう:出川さんがふっと、僕の隣に座ったんですね。
千原ジュニア:はい。
ふかわりょう:合間に。で、なんかニヤニヤしながらこう膝をさすって。「ボスト出川は、お前だからなぁ」って言ったんですよ。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:で、僕はその時、自分の中で葛藤してるところもあったんですけど、気持ちがぬかるんでるのもあったんですが、出川さんにそれを言われることによって、「これは大変なことになった」と。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:今は今で、出川さんのキャラもありますけど、当時の出川さんってまた分かりやすくヒールで。
千原ジュニア:うん、うん。
ふかわりょう:たしかにそういうカラーの仕事はやっていますが、出川さんの道をこのまま突き進むのは、さすがに無理だと。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:慌てて舵を切った瞬間があって。
千原ジュニア:それは、出川さんの道に?じゃない方に?
ふかわりょう:そっちじゃない方に。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:「僕はそっちじゃありません」って、自分の心の中で。出川さんには、なんかなんとなく「ありがとうございます」と言いながらも、「僕はそっちは無理です」と。
千原ジュニア:うん。
ふかわりょう:「このままじゃ大変なことになる」って言って、違う方に舵を切ったのが、まぁ大体その20代か、30代になる移行期で。
千原ジュニア:ほう。
ふかわりょう:で、そこからさっき言ったIKKOさんの出来事だったり、「裏回しお願いします」っていうお話とかが、ちょうどこうスライドできたというか。
千原ジュニア:うん。