2024年5月27日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・高田文夫が、力道山の妻・田中敬子の生涯を描いた『力道山未亡人』を絶賛していた。
高田文夫:俺が今、読み始めてんのがさ、凄いんだよ。まだ半分しかいってないんだけどさ、興奮しちゃってさ、読んでて。『力道山未亡人』、これが凄いんだよ。
松本明子:ああ…
高田文夫:お前も空返事が多いんだよ(笑)
松本明子:ふふっ(笑)
高田文夫:顔芸でリアクションすんな(笑)…『力道山未亡人』凄いんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:だってさ、力さん刺されたろ?赤坂で。で、亡くなったろ。結婚して3年で刺されたからね。
松本明子:うわぁ。
高田文夫:それから今日まで、負債30億。それを返したんだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:良いところのお嬢さんでさ、読むとさ。で、日航はJALができた頃だから。
松本明子:はい。
高田文夫:まだ飛行機なんかなくて。
松本明子:はい。
高田文夫:当時は、米軍が飛行機飛ばせないって。零戦怖いから。日本の飛行機ダメだったの。そこが、JALが一生懸命作って。
松本明子:ええ。
高田文夫:最初のスチュワーデスに受かるんだよ。最高の頭脳で。本当はICU行って、外交官になりたかったんだけど。
松本明子:へぇ。
高田文夫:それで飛行機に乗って。そしたらそこで見初められて、力道山に。
松本明子:へぇ、出会いがあって。
高田文夫:凄いんだよ、『力道山未亡人』。前に沢村忠の本が出て紹介したじゃない。
松本明子:はい。
高田文夫:『沢村忠に真空を飛ばせた男』ってな。あれ書いた細田君って、やっぱり放送作家やってんだけど。彼が執念で調べ上げて。
松本明子:へぇ。
高田文夫:今度は、力道山の奥さんの本を出したんだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:まだご存命なんだけど、80ちょいなんだけど。
松本明子:ああ、そうですか。
高田文夫:凄いよ。猪木の葬式から始まるからね。
松本明子:へぇ!
高田文夫:凄いよ、猪木の葬式に列席するところから。ドラマチックだろ、入り方が。
松本明子:おお。
高田文夫:馬場さんは特別扱いだけど、実際は力道山が一番可愛がっていたのは猪木だっていうんだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:常にミーティングとか大事なお金の話とかあると、「おい、ちょっと小僧上がってこい」って。「顎、おい上がってこい」って肩を揉ませてみんなの話を聞かせるわけ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:で、そこには税理士とか政治家とかみんな来るから。そうすると、猪木さんは肩もみしながら聞いて、実業家への道を学んでいくわけ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:馬場さんは一切呼ばれないで(笑)特別扱いだから。だから、猪木はそれぐらい可愛がられたんだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:そういうこと書いてあるんだよ。
松本明子:うわぁ。
高田文夫:なかなか読んでて、寝つかれないね(笑)