2023年6月2日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、上岡龍太郎が引退する『パペポTV』最終回での島田紳助・明石家さんまの絶妙なやりとりに「それはさんま・紳助じゃないとできない」などと語っていた。
東野幸治:『パペポTV』の最終回が、紳助さんとさんまさんと…が登場するって言うて。で、それ最終回でって。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、最初に紳助さんがいらっしゃって。で、「上岡さんのことを目印に、目標にしながら僕も頑張ってきて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「やめるんですか?残念ですね、どうするんですか?」みたいな話を、あれ…今やから言うけど、完パケでもらったんですよ、3時間。3時間喋ったんですよ。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:で、紳助さんが1時間半喋ったんですよ。で、ドカンドカンウケて。上岡さんとの思い出とか、自分の話とか。で、鶴瓶さんをちょっとイジって。「おい」とか言いながら、1時間半喋って。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、打ち合わせでは、吉本的には紳助さんが戻って、返っていって、さんまさんと寛平さんとショージさんみたいなんが来て、上岡さん「お疲れ様でした」みたいな演出やったんですよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、紳助さんがそういうたとえとか、オモロイ話とか延々して、めちゃくちゃウケてて。で、1時間半で。紳助さん帰ろうかなってしたら、鶴瓶さんが「さんま・紳助が同じ舞台に立ってるところ最近見てへんから。上岡師匠が今日をもってパペポ終わりで引退される。ここチャンスや」とばかりに、ダマで、紳助さんには内緒でさんまさんを呼ぶんですよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、さんまさん軍団がワーッとやってきて、またギャーッてなって。さんまさんが最初、冒頭何を言うんかなって思って。「上岡師匠、お疲れ様でした」って言うんかなって思ったら、「紳助、お前の話はもうええねん。堅苦しい、ややこしい話をしやがって。そんなんでウケたかどうか知らんけど。笑いってそんなんやないねん。ねぇ、寛平兄やん」「ウェー」って言うたら、ドカーンってウケるっていう(笑)
渡辺鐘:はい。
東野幸治:さんま師匠のお笑いと、紳助さんのお笑いを1時間半見れて。で、紳助さんが後下がって、どうしてエエか分からへん、マネージャーから、吉本から言われてたからどうしたらエエか分からん感じになってて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、さんまさんと鶴瓶さんと、上岡さんの思い出話をする。そしたら、鶴瓶さんがけったいなことをする。で、さんまさんが無視して喋ってる。ほんなら紳助さんが、「さんま、さんま。鶴瓶兄やん変なことをしてる」と。で、気づいてないと思って、「ツッコめや、さんま」って感じで言ったら、「紳助、もう漫才やめてるから消しが早いねん」みたいな(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:それはさんま・紳助じゃないとできないようなオモシロやりとり。
渡辺鐘:オモシロ殴り合い。
東野幸治:甘噛み(笑)