2023年5月21日配信開始のYouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、ギャロップはM-1の4分ネタでは「不完全燃焼」であった一方、THE SECONDは6分という適正な時間で優勝することができたのではと指摘していた。
塙宣之:ギャロップもですね、M-1の2018年に僕は審査員やらせていただいたんですけども。やっぱり、この4分だとね、なかなかこの不完全燃焼だった部分があるんですけど、6分というのはもう、まさにギャロップの適正な時間だったんじゃないかなと思います。
もう、他の人たちとちょっと違って、とにかくこの自虐ネタではあるんですけど、内輪のネタではないですし。はい、もうそこに畳み掛けるような、磨いたネタというので。
もうめちゃくちゃウケてましたし。もう一発目のネタの時に、「あ、これギャロップ行くんじゃないかな」と思いました。
で、テンダラーさんもやっぱり、めちゃくちゃ面白かったですね。テンダラーさんがやっぱりね、もうテンダラーさんのダイジェストというか。これ、1本のネタをずっと長くやる作戦じゃなくて、色んなネタのウケたネタをバンバンバンとやるというのが、多分色んなイメージトレーニングをして、想像してっていうところが、凄くあったんじゃないかなと思いますね。
なんか僕らも、M-1グランプリで「ヤホーで調べました」っていうネタをやった時に、そこにちょっと限界があってね。やっぱり、一人のことをずっと4分で喋るというのがなかなかこうだるくなるというので。
やっぱり、その次にTHE MANZAIでやる時は、最小限のテーマにして、色んなボケをババババってやるパターンに変えたんですけど、まさにテンダラーさんもね、まぁそんな感じでしたね。やっぱりこう、何のネタをやったか分かんなくてもいいから、「もうテンダラーって色々パターンあるよね」っていう面白さの方を、多分優先してやる作戦だったとは思うんですけども。
まぁ、一つのネタでこう広げていく方が、多分、審査員的には評価したというところで、ギャロップが勝ったんじゃないかなと思います。