2021年12月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ハライチのターン』(毎週木 24:00-25:00)にて、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、M-1グランプリは「お笑いを始めるきっかけだった」と熱き思いを語っていた。
澤部佑:M-1グランプリね。
岩井勇気:M-1ね、終わりましたね。もう15年、ラストイヤーだったんでね。
澤部佑:ラストイヤーでしたね。
岩井勇気:最後のM-1でしたね。
澤部佑:うん。
岩井勇気:M-1に対しての思いはずっとありましたからね。
澤部佑:まぁね、それはね。
岩井勇気:だから、M-1っつうのは、俺らが中3の時に始まってんだよね。
澤部佑:2001年。
岩井勇気:うん。なんか、始まった時に「凄い大会始まったな」ってなってさ。
澤部佑:うん、うん。覚えてる、俺もなんか。
岩井勇気:なんか、でも今みたいに若手の大会って感じなかったよな。
澤部佑:感じなかった。だってそれは、中川家さんとか品川庄司さんとか。
岩井勇気:知ってる漫才師たちが、テレビで見て面白いと思ってた漫才師たちが、「一丁、戦ってみますか」みたいなね。
澤部佑:本当、天下一武道会みたいな(笑)
岩井勇気:そう。あの感じだったよ。ああいうワクワク感がさ、あの頃のM-1はそっちのワクワク感だったよね。
澤部佑:そう、そう。
岩井勇気:で、なんか最初に麒麟さんが初出場した時に、「ノーマーク」なんつってさ。「麒麟枠」なんてさ。
澤部佑:2回目だっけ?
岩井勇気:かな。ダークホース的な感じで現れたじゃないですか。
澤部佑:うん。
岩井勇気:で、新しく「どんな漫才やるんだろう?」って人たちの目で見ててさ。
澤部佑:うん。
岩井勇気:今や、そういう人たちってたくさん出るじゃん。
澤部佑:うん。毎年、新たなスターが。
岩井勇気:そういう大会に今はなったんだよね。
澤部佑:そうね。
岩井勇気:だから結構変わったな、とは思うんだけどね。
澤部佑:大会自体が。
岩井勇気:うん。そういう漫才のぶつかり合いに憧れてさ、M-1優勝したいって思ってM-1の舞台に出ていったし。
澤部佑:うん。
岩井勇気:お笑いを始めたのもそういう気持ちだったしね。
澤部佑:まぁ、そうですね。
岩井勇気:で、高校の卒業文集にも「将来の夢 M-1優勝」って書いてるしね。
澤部佑:書いてたね。それが気づいたら15年?
岩井勇気:15年やりましたよね。
澤部佑:あっという間にね。
岩井勇気:うん。