2021年8月30日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・タレントの高田文夫が、爆笑問題・太田光が『ラフ&ミュージック』で孤軍奮闘するのを見て、ビートたけしが漫才ブームで「吉本芸人ばかりの中に単身で殴り込んでいた」姿が重なったと語っていた。
高田文夫:漫才でも色々とアドリブ入れてたろ。「太田、動きます」とかネタ作っちゃってさ(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:何が「太田、動きます」だよって(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:で、一同待ってたじゃない。行けばさ、ほとんどが吉本がバーッといるところに爆笑が行くわけだろ。
松本明子:そうですよ。
高田文夫:俺、本当思い出したもん。あそこのスタジオ、バーッと吉本しかいないところにさ、太田だけが、爆笑だけが行くっていう。
松本明子:はい。
高田文夫:昔もこういう絵柄あったなぁって思ったの。
松本明子:はい。
高田文夫:ずーっと思い出してたらさ、漫才ブームの時のたけしさんと同じ。あれもザーッと吉本なんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:ぼんちだ、紳助・竜介…大変なんだよ。で、ダーッとスタジオ行かなきゃいけないじゃない。そこにたけちゃん一人で「なんだ、この野郎」って、単身殴り込んで。
松本明子:ああ。
高田文夫:同じ構図だったな、俺、頭の中で。
松本明子:そうだ。
高田文夫:漫才ブームの時もそうだったんだよ。
松本明子:そうか、吉本勢ですよね。
高田文夫:だから、楽屋でたけちゃん誰とも喋らないじゃん。吉本も喋らないしさ。だから、「高田さん、ちょっと来てよ」って、俺しかいないから(笑)俺、楽屋いたらさ、横澤さんも寄りつけないで、「ちょっとたけしさんのところ行ってあげて」ってさ(笑)
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:一人の孤独な戦いだったんだよ。同じ構図だったね、太田のさ。ちょっとカッコイイなって思ったね。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:色んな意味で面白かったテレビ。40年前のことが頭の中でバーッて(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:「あれ?たけちゃんの漫才ブームの時の同じ絵柄だな」って思って。で、たけちゃんも負けず嫌いだから、「なんだバカ野郎!」って(笑)