2021年7月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、テレビ朝日の加地倫三プロデューサーが、『アメトーーク』で初登場の芸人に必ずアドバイスすることを明かしていた。
塙宣之：『アメトーーク』とかに出させていただいて思うのは、他の番組だと、一応主旨があるから。
土屋伸之：うん。
塙宣之：この主旨と違うボケとかってあんまり使われてないんですけど、『アメトーーク』逆で、そこを凄い使われてるから。
加地倫三：そうです、そう。
塙宣之：大体、家に帰る時に「俺、あんまり今日アレだったなぁ…」って。
土屋伸之：うん。
塙宣之：要するに、10打数4安打ぐらいだったなぁって感じがして帰るじゃないですか。
土屋伸之：うん。
塙宣之：それを、4打数4安打ぐらいにしてくれてるから、俺、めちゃくちゃ放送であれ得してると思いますよ。
加地倫三：でも、2時間撮ったらオンエアは45分ぐらいでしょ。だから、1時間15分スベってもいいのよ。
土屋伸之：ああ。
加地倫三：逆に、45分面白いところを積み上げて、そこだけ残せばめちゃくちゃ面白い回になるわけ。
土屋伸之：ああ。
加地倫三：だから、若手がよくオープニングでスベってそれ引きずったりするから、裏であんまり慣れてない子には「一回スベっても、編集でカットしてあげるから、一旦忘れなさい」と。
塙宣之：忘れなさいってね。
加地倫三：絶対に言うようにしてる。
塙宣之：それを失敗したのが、平子事件ですもんね。
加地倫三：ああ、そうそう(笑)
塙宣之：かの有名なね。
加地倫三：重ねて、重ねて、スベリを重ねてね。
塙宣之：カニクリームコロッケのコアを重ねて、加地さんが期限悪くなるっていう。
加地倫三：ふふ(笑)
塙宣之：僕はその現場にいなかったんですけど、加地さんが目の前に座ってるから。俺みたいに根がビビリな芸人は「ウケてるかな…」って思う時あるんですよ。
