2021年6月18日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で火がついて坂元裕二作品を見るために「FODに加入した」と告白していた。
東野幸治:坂元裕二、すげぇなって思って、火ぃついて。作品を見たいと思って、アマゾンプライムとかNetflixで調べんねんんけど。
『最高の離婚』って、面白いって聞いてたんですけど、俺、なんかね、尾野真千子さんのあの感じが好きじゃなかったんですよ(笑)なんかコメディな感じが。
で、勝手に毛嫌いしててんけど、見たいってなったけど、ないんですよ。で、結局色々調べたら、フジテレビのオンデマンドしかないんですよ。
「え~?」って思って。もう、900ナンボやねん。月々900円かぁって思って。ほんなら、フジテレビの中の坂元裕二脚本がワーッてあって。調べたら、『最高の離婚』、菅野美穂さんの『わたしたちの教科書』、槙ようこさんの『問題のあるレストラン』、『それでも、生きてゆく』っていう4つがあって。
で、『最高の離婚』見よう思ってんけど、この後、ちょっと社会派続くんイヤやなって思ったんで、満島ひかりさん初めての主演の『それでも、生きていく』を見たんですよ。瑛太さんと、満島ひかりが主演で。
めちゃくちゃ暗くて。「え?なに、これ暗っ」って。坂元裕二さんって知らんときやって、もうすぐ見るんやめたんですけど。
で、内容はって言ったら、被害者側の家族と、加害者側の家族の話で。今から15年前に、ある田舎の方の街で、5歳の女の子がトンカチで思いっきり頭殴られて殺されて、湖に投げられたんですよ。
その犯人が同じ街に住む、中学生の男の子、風間俊介君で。で、加害者側のお父さんが時任三郎さん、で、お母さんが風吹ジュンさん。満島ひかりさん、お兄ちゃんが風間俊介君、犯人ね。で、妹が福田さんっていう、『女王の教室』で子役で出てた子なんですよ。
一方、殺された側の家族が、お父さんが柄本明さん、お母さんが大竹しのぶさん、長男が瑛太、次男が田中圭、ほんで亡くなった娘さんっていう家族なんですよ。
これがね、引くぐらい悲しい話なんですよ。もう途中で引きずられるわって思って。子供いてるから持ってかれるから、見方変えようと思って、芝居合戦だと思って見たんですよ。役者としての力量はどっちが凄いんだろうなって目線で見たらまだ見れたんですけど。
これの大竹しのぶと満島ひかりがエグすぎて。もしも今、ラジオ聞いてる若い人で、女優になりたい、俳優になりたいって思ったら、大至急それ見てください。すぐやめると思うんで(笑)