2021年5月2日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日 20:00-21:55)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、山田芳裕の『望郷太郎』を最近読んでいる漫画として挙げていた。
有吉弘行:最近読んでるのは『望郷太郎』ね。
酒井健太:『望郷太郎』?
有吉弘行:知らない?『望郷太郎』。
落合隆治:聞いたことないですね。
有吉弘行:『望郷太郎』は、ちょっと『Dr.STONE』に近いところがあって。大噴火がこの2021年ぐらいに起こる。よくあるパターンよ、隕石衝突してきたりとか、地球が冷えちゃって全滅するっていう。
落合隆治:うん、うん。
有吉弘行:そういう天変地異みたいなことが起こるっていうのが分かって、会社の偉いさんなのよ、望郷太郎は。
酒井健太:はい。
有吉弘行:で、太郎は家族と一緒に生命維持装置に入るのよ。
酒井健太:ああ、よくありますね。
有吉弘行:で、何年か後に目覚めればいいって。で、50年後、100年後とか設定するんだけど。気づいたら、奥さんと子供たちの生命維持装置の電源は切れてたのよ。
酒井健太:うわぁ…
有吉弘行:で、ミイラになってんのよ。自分だけ生きてたの。自分のやつだけ上手い具合に繋がってて。500年後。
酒井健太:500年かぁ。
有吉弘行:で、500年経って起きてみたら、ほとんどの人が死んでて。その人はイランかどっかに出張行ってて、そこで生命維持装置入って。
酒井健太:はい。
有吉弘行:目覚めたらイラン、ほとんど全員死んでて。街を歩いてたら生き残ってる人がいて、その人たちはもう原始人。何万年前の生活に戻ってんの。槍持って。
酒井健太:え?
有吉弘行:ほとんどの人が死んで、文明がもうなくなってるから。そこからやり直すっていう。トラと戦ったり。
酒井健太:あれ?『Dr.STONE』…
有吉弘行:槍持って…(笑)
酒井健太:ニオイます(笑)
有吉弘行:何に引っかってんの?(笑)
落合隆治:『Dr.STONE』のニオイが強烈に(笑)
有吉弘行:『望郷太郎』は500年前の情報も知ってるから。お肉にオレガノを入れたりして(笑)で、原始人がオレガノ入れたお肉を食べて、「お前!なんだよ、お前は凄い奴だな!」って(笑)
酒井健太:はっはっはっ(笑)文明飛んでんなぁ(笑)
有吉弘行:望郷太郎は技術者だからさ、あんまり役には立たない。戦い強いわけじゃないし。お肉にオレガノ入れたりしてるだけで(笑)今のところはそれしか知らない。俺、2巻までしか読んでないから。5巻まで出てて。
落合隆治:なんか終わりそうだな…
有吉弘行:終わらないよ(笑)これは終わらない、『デカスロン』とか描いてる山田先生っていう、月に行く『度胸星』とかね。凄いやつ描いてる人だから。でも、たしかに早く終るのよ、山田先生って。
落合隆治:ちょっと攻めてるっていうか。
有吉弘行:どこまで続くか分からないけど。『Dr.STONE』の後を追えばね、ストーリーも追うことはできるから…全然違う、そういう話じゃないですからね(笑)