2020年12月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの矢作兼が、M-1グランプリ2020でマヂカルラブリーのネタが「漫才か否か」と論争になっているのは「漫才が伝統芸能となってきていることの表れ」だと語っていた。
矢作兼:俺も思ったんだよ。さっき言った視聴率もそうだけど、漫才って伝統芸能になってきてるんじゃない?
小木博明:なってきた…
矢作兼:伝統芸能になってるから、こういうふうになってるんだぜ。
小木博明:まぁまぁ、そうなんだろうけどね。
矢作兼:批判が出るってことは、認められてるんだよ、芸能として。
小木博明:そうね。
矢作兼:伝統芸能として。
小木博明:マヂカルラブリーのネタが漫才か、漫才じゃないかって。
矢作兼:審査してる方も、やってる方も、全く考えてないんだけど、もう世間的には、結構レベルの高い芸能になってきてるってことでしょ。
小木博明:センターマイクでね。
矢作兼:だって、怒られるか?普通。「漫才じゃねぇ」とか(笑)
小木博明:考えてもみないから。どうでもいいこと。
矢作兼:で、それって結構、ちゃんとしたものだよね。
小木博明:うん。
矢作兼:それ言われるのってね。だからこれはむしろ、誇りに思った方がいいんじゃない?漫才師は。
小木博明:いや、そうだね。それはそうかもしれない。
矢作兼:もうみんなが認める、古典落語じゃないけど。
小木博明:そう、落語だよね。本当にもう似たような感じの。もう、世間でもそういう。だから、昔からあるような本当、伝統的な文化になったんだね、日本のお笑いの文化に。ここまで言われるって。