2020年7月12日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日 20:00-21:55)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、稲川淳二らの心霊・怪談話に恐怖を感じたことがないシンプルな理由について語っていた。
有吉弘行:階段話のライブってあるじゃない?
安田和博:ありますね。
有吉弘行:ああいうのってさ、もう空気感出来上がってんじゃない。まぁ、それはいいことなんだけど。
安田和博:はい。
有吉弘行:お客さんも出演者も、「怖がろうぜ」っていう、一体の空気があるじゃない?
安田和博:そうですね。
有吉弘行:怖がりに行ってるからいいんだけど。
安田和博:うん。
有吉弘行:そうじゃない人たちが、「怖いなぁ」と思うような話をして欲しいなぁと思うんだよね。もう予定調和のさ、その仲良しグループの中の怖い話じゃなくて。
安田和博:うん。
有吉弘行:俺みたいな人を、本当に怖がらせる人がいるのかなぁと思ってね。
安田和博:うん。
有吉弘行:稲川淳二さんなんて、全然怖くない。
安田和博:ああ、そうですか(笑)
有吉弘行:稲川淳二さんの怪談話で、「怖いなぁ」って俺、震えたことないね。
安田和博:ああ、そうですか。
有吉弘行:ないね、今までで。本当にだから怖いのは実体験で、よくあるじゃない。柴田理恵さんとかのさ、本当に怖い実体験。「ベッドの下にナイフ持った人がいたんですよ」とかさ。
安田和博:うん。
有吉弘行:本物の強盗が、とか。そういう話は怖いなぁって思うのよ。
安田和博:うん。
有吉弘行:だけど、怪談話で「怖いなぁ」と思ったことはないね。お化け屋敷でもさ、それは真っ暗にあんなしてさ、視覚奪われてさ、「ドーン!」とかやればさ、それはお化けが怖いってより、強盗とかに乱暴されるんじゃないかなっていう怖さがあるから。
安田和博:うん。
有吉弘行:だけど、お化けが出るから怖いってことはないね。なぜならね、お化けなんかいないからです。
安田和博:はっはっはっ(笑)