2026年10月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、ドラマ『俺たちの箱根駅伝』の番宣番組のMCなどを担当して作品を絶賛している自分自身を「めちゃくちゃ滑稽だな」と思った理由について語っていた。
山里亮太:池井戸潤さんといえばねもうやっぱりこの大きな組織と戦うっていうのがいつもあるじゃない本当に半沢ともそうだし銀行の巨大組織と戦うみたいな。
で、まさにその池井戸節が満載な、この『俺たちの箱根駅伝』は、まずその箱根駅伝を中継するテレビ局と、駅伝の学生連合っていうね、本戦出ることはできなかったけど、予選会とかでいいタイムを出した学校から集められた記録は参考記録になるっていう選手たちの物語。2本の柱が、ストーリーで大事なやつなんだよね。
で、そのテレビ局編の方でぶち当たるのが、大泉さん徳重っていう、箱根駅伝を凄く愛してる、大事に思ってるチーフプロデューサーがいて。その人が戦う壁ってのが、「社内の今までの伝統に縛られんじゃない。これからもっと箱根駅伝をもっといろんな幅広く見てもらうために変えてかなきゃダメだろう」って、高橋克典さん演じる、めちゃくちゃ嫌な上司、編成マンとかが勝手に変えてっちゃうの。
その中でね、一番戦うところがあるんだけど。それが箱根駅伝の番組にその改革を起こすために、結構ワンマンなガツガツやってくる編成マンが、改革案として出したのが「芸人を出そう」っていう。
芸人を真ん中に置いて、そうするとエンタメ性が上がってめちゃくちゃ多くの人に見てもらえるようになる、と。で、そうやって変えてって紅白の視聴率を超えようじゃないか、みたいな。
でも、「ちょっと待ってください」と。「箱根駅伝ってのは伝統的なもので、駅伝を今まで愛してくれた人たちはその芸人さんが何かやる姿なんか見たくないんです。箱根駅伝のことをよく知らないような芸人なんかを入れたら、終わってしまう」と。
「いやいやそんなことない」って、なんとかその芸能人を外そうとする主人公たちと、外させまいとする戦いがあるのね。で、なぜ芸人がいらないかってのを凄くしっかり言って。芸人を外そうとすると、こんな芸能的なタブーなことが起きるよっての結構赤裸々に描いてて(笑)
で、そこ大きい事務所だから、「じゃあウチもう出しませんよ」みたいな。結構そこ、テレビ局がそこ描くって、結構リスキーだなみたいな。で、もうリアルを追求してて。
で、ネタバレだから…勝ち取るかどうかね。勝ち取るものとしては、「芸人なんて邪魔だから外す。これが外せたら勝ち」っていうストーリーなわけよ。それを、箱根駅伝の番組に今年から結構起用していただいてる、俺が絶賛するってめちゃくちゃ滑稽だなって帰りになっちゃって。なんかちょっと少し、顔赤くなってきちゃって。
「芸能人なんかいらないんだよ」っていうのを。だから、そこに気づかれたらどうしようと思って、ずっとみんなに。「っていうか、お前めちゃくちゃこの原作面白いとかドラマ面白いって言ってるけど、お前みたいなやつを駅伝ファンが見たくないって言ってるっていうことだぞ」みたいなことを言ってる人がいたら、ぶん殴りたいです(笑)
そこらへん、誰もまだ制作者側の人たちは、「山ちゃんは違いますよ」って言ってくれないんですよねぇ。




