2025年9月9日放送のテレビ朝日系の番組『耳の穴かっぽじって聞け!』にて、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、『ロンドンハーツ』『アメトーーク』に対して感謝をしている理由について語っていた。
井口浩之:芸歴10年目から20年目までの本音ですけど、この時期はざっくりどんな時期ですか?
徳井義実:これはね…「苦悩の時期」と言ってもいいんじゃないですかね。
久保田かずのぶ:え?ああ、そうですか。
井口浩之:でもこれ見る限り、もう一番すごい時じゃないですか。M-1優勝して、それこそ『しゃべくり007』とかも、で、映画で主演とかも。絶頂期っていうイメージですけど。
徳井義実:そう、まぁ絶頂期といえば絶頂期なんでしょうね。ガッカリしてた、ほんまに毎日。
井口浩之:そうなんですね。そのイメージは全くなかったっすね。いや、むしろちゃんとできてるタイプというか、アジャストしてるタイプのチャンピオンのイメージですけどね。
徳井義実:まぁ、アジャストすんのと、そこでなんかめっちゃ跳ねるのはなんか違うやん。
井口浩之:はい、はい。
徳井義実:毎日ずっと、多分65点から75点ぐらいをずっと出してて。毎日、毎日「俺、これもでけへんねや」とか「あ、またでけへんかった」っていうのもう1日に何個もあって。
久保田かずのぶ:へぇ。
徳井義実:それをずっと、毎日思ってましたね(笑)
久保田かずのぶ:へぇ。
井口浩之:逆に「これ、自分よくやったなぁ」って思えた仕事とかは?
徳井義実:ここの局で言うと、やっぱ『ロンハー』と『アメトーーク』。
井口浩之:うん。
徳井義実:これは、めちゃくちゃ感謝してて。ずっと大阪では基本コンビで出る。で、ネタで平場でも、やっぱまぁ一応2人いるみたいな。
井口浩之:はい、はい。
徳井義実:で、東京出てきて、なんかこうピンで呼ばれるようなこともあって。まぁ、その時に1人で出る時に、言うたらツッコんでもらうのが、MCの人にツッコんでもらうから。
井口浩之:はい。
徳井義実:今までは相方にツッコんでもらうっていう作業やったのが、MCにツッコんでもらうっていう作業でやってる中で、なんか「あ、自分こういうボケ方もすんね」やとか。
井口浩之:はい。
徳井義実:「あ、こういうこと言うても、なんかこういうツッコミもらえんねや」とか。
久保田かずのぶ:なるほど。
徳井義実:立ち振るまい方が、やっぱ『ロンハー』と『アメトーーク』でなんか勉強させてもらって。
井口浩之:うん、そうですよね。ある時、気付いたもんぁ、「あ、これMCの人にツッコまれなきゃ意味ないんだ」っていう。
徳井義実:あるよな。
井口浩之:それこそ、『いいとも』に最初出してもらった時、何にもわかんないから。コンビ間でボケ・ツッコミ決めてなんかやるけど、誰も見てなくて。
徳井義実:うん。
井口浩之:本当に最後の最後になんか言った時に、タモリさんが「なんだお前」って言った時にウケて。
徳井義実:うん。
井口浩之:「あ、これだったんだ」みたいな。
徳井義実:うん。

