2025年8月12日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、お笑い芸人・伊集院光が、M-1グランプリの審査員がM-1出身者で固められていることでの弊害について言及していた。
佐久間宣行:M-1の2回戦か、3回戦で喧嘩して終わったんだっけ?
金ちゃん:そうですね、普通にガチで喧嘩して終わって。
佐久間宣行:ふふ(笑)
金ちゃん:去年に関しては、1回戦欠場っていう。一応、出場でエントリーは出したんですけど、単純にその前にネタできなくて、欠場しました。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
伊集院光:不戦敗(笑)
金ちゃん:はい、出ないとかじゃなくて。
良ちゃん:今、ちょっとレベルが…頭いい奴が多いんですよ、本当に。東大生とか。
金ちゃん:うん。
良ちゃん:完璧に3~4分で作品を仕上げてくるんですよ。その作品を見に来るお客様も、ちゃんと勉強して。
佐久間宣行:うん。
良ちゃん:予備知識あって来て。その人たちの歴史も見に来てるから、怖いんですよ、賞レース。テキトーな感じで、アドリブ入れて出ようなって出たら、やっぱりにらみつけられるというか。
伊集院光:メモしてる人とかいるでしょ。
良ちゃん:はい。あとやっぱりみんなネタを予習してきてるんで、普通に去年やったネタとかやると、バレちゃってウケないとか平気であるんですよ。だから本当、出るのがちょっと怖いっていうのはありますね。
伊集院光:でも、お笑いファンの一人でもあるから。その道は残しておいて欲しい。あそこを通らなくても、生きていけるっていうところを残して欲しいんだよね。
佐久間宣行:ああ、それは。
伊集院光:両方あってくれればそれでいいんだけど、コンテスト勝たないと出れません、みたいな世の中はやっぱ嫌だから。
佐久間宣行:ねぇ、ヤダヤダ。
良ちゃん:だから伊集院さんが言ってた、あれは僕らが芸人側で唯一、共感してると思います。ちょっとM-1の審査員も、M-1すぎるというか。
伊集院光:そう。
良ちゃん:M-1出身者が多すぎるから。
伊集院光:否定もできないし、みんな。自分の通ってきた栄光の道でもあるから、できないし。
良ちゃん:はい。
伊集院光:そうすると、もうわけわかんない人見たいじゃん。なんかわけわかんない。
金ちゃん:めちゃくちゃなやつが出て来づらくなってますもんね。
伊集院光:そうだよね。
良ちゃん:デヴィ夫人でいいんだよね、審査員なんて。
金ちゃん:デヴィ夫人はあんま言ったらダメだよ(笑)
伊集院光:だから、邦子さんがいいんだよ。
金ちゃん:邦子さん、めちゃくちゃ良かったじゃないですか。
伊集院光:めちゃくちゃ良いの。
佐久間宣行:でも面白いっすね、審査員がお笑い全然分かんない賞レース、一回くらいやってもね。

