2025年6月17日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、『ONE PIECE』の人気ぶりをアメリカ・ニューヨークでも実感したと語っていた。
ケンドーコバヤシ:先々週かな。
千原ジュニア:ああ。
ケンドーコバヤシ:ニューヨーク行ってきたんですよ。
千原ジュニア:え?
ケンドーコバヤシ:はい、弾丸で。弾丸って言っても、3泊5日ぐらいで行ってきたんですけど。
千原ジュニア:仕事?
ケンドーコバヤシ:仕事なんですけど。
千原ジュニア:めっちゃええなぁ。
ケンドーコバヤシ:はい。ちょっとね実は私、ケンドーコバヤシ、なんか意外と若者に影響力あるらしくて。
千原ジュニア:え?
ケンドーコバヤシ:意外と。アナログインフルエンサーと言われてるらしくて。
千原ジュニア:デジタルを使わない。
ケンドーコバヤシ:うん。ライダースジャケット。Schottさんっていうね、老舗の。なんか「プロデュースしないか」って言われまして。
千原ジュニア:あ、そうなん?Schott言うたらね、本当皆さん、もう憧れの革ジャンよ。
ケンドーコバヤシ:そうですね。みんなが中3、高1で何とかお金貯めてまず買う。
千原ジュニア:そう、そう。
ケンドーコバヤシ:ほんで、デザインさしてもらって。出来上がったんですよ、サンプルみたいな。
千原ジュニア:おお。
ケンドーコバヤシ:これをショットっていうのはもう、ニューヨークの横のちっちゃいニュージャージーっていうところの工場で作る。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:そこの工場に持って行って、工場長と話し合って上手くライン乗せれるかみたいな会議を行ってくれ、と。
千原ジュニア:むっちゃええやん。
ケンドーコバヤシ:で、行って。向こうからしたらね、訳のわからない島国、東洋の。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:小太りのヒゲ白髪だけのおっさんが、「アナログインフルエンサーだと?」みたいな疑いでおるやろなと思って行って。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:で、工場長とか、創業者の方とか、工場の各セクションの担当の方とかとお話ししてて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:物は良い、と。「これ、こうやったら作れる」と。「お前、誰なんだ?」みたいな、ちょっと寂しい状況が続いてたんですけど(笑)
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:ある一人の突破口が、切り開いてくれて。僕のことじーっと見てるおばちゃんがいたんですよ。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「いや…まさかな」って。おばちゃんが近寄ってきて、縫い子のおばちゃんなんですけど。「あなた、お仕事何なんですか?」みたいな。「コメディアンです」みたいな。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:ほんなら、「ノー!」って言われて。「ユー・アー・ボイスアクター」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「ONE PIECE」って言うて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:僕、たしかに『ONE PIECE』の映画版に声優で出させてもらってるんですよ。
千原ジュニア:そうなん?
ケンドーコバヤシ:知りません?僕、ゾロとタイマンしてるんですよ。
千原ジュニア:あ、そうなん?色んなことやってるねぇ。
ケンドーコバヤシ:言っときますけど、吉本の中でロロノア・ゾロをあと一歩までボコボコにしたん僕だけですよ。
千原ジュニア:凄いわ。それは誇れるわ。
ケンドーコバヤシ:で、「映画!ONE PIECE ボイスアクター!」って言うたら、やっぱり凄いんですよ、『ONE PIECE』って。いっぱいサインとか「写真撮ってくれ」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「ONE PIECE見た!」って。マジで、ONE PIECEのおかげで助かりました、ありがとうございました、尾田先生。
千原ジュニア:へぇ。
ケンドーコバヤシ:いや、凄い。やっぱ世界。しかも映画版で、通常アニメ版じゃなくて。それもやっぱ皆さん見てて。
千原ジュニア:うわぁ、凄いなぁ。
ケンドーコバヤシ:ジャパンアニメーションの威力っちゅうのを改めて知ったというか。
千原ジュニア:うん。ジャパニメーション。
ケンドーコバヤシ:ジャパニメーション。

