2021年3月3日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつが、自分たちの世代が老人ホームで介護を受けていたら懐メロとしてあいみょんや髭男を若いヘルパーたちが歌ってくれるのかと疑問を持ったと語っていた。
安藤なつ:配偶者と、話をするんですよ。介護についてとか。
塙宣之:うん。
安藤なつ:今、演歌とか昔の童謡とかを歌ってレクリエーションするじゃないですか。でも、ウチらが年をとった時に、何の曲を歌ってくれるのかって。
塙宣之:ああ。
安藤なつ:なったんですよね。旦那さんは、ゴールデンボンバーが好きだから、ゴールデンボンバーをヘルパーさんは歌ってくれるのか、とか。
土屋伸之:ふふ(笑)おじいちゃんになった旦那さんに(笑)
塙宣之:いや、俺はそんなことないと思うよ。テンポが遅くなってくると思うよ。どうなんだろう。
安藤なつ:…ウチらが年取った30年後とか40年後とかに、あいみょん好きだから、あいみょんを歌ってくれるとか。
土屋伸之:あるんじゃない?それは。
安藤なつ:髭男とかを歌ってくれる若いヘルパーさんは出てくるのかな、とか。
土屋伸之:うん、そうだね。
安藤なつ:自分は電気グルーヴ好きで、『N.O.』とか歌ってくれんのかな、とか。
塙宣之:ああ。
安藤なつ:でも、細分化されてますもんね、音楽も。
土屋伸之:そうだよね。
安藤なつ:昔の方からしたら。
土屋伸之:みんなが知ってる歌っていうか。
塙宣之:みんなが知ってる曲じゃないと、ちょっとキツイんじゃない?
土屋伸之:だからその辺、売り上げ1位とか。そういう歌になってくるんじゃないの?
塙宣之:『世界に一つだけの花』とか、そういうふうになるんじゃない?そこだって、ピンポイントに合わせてったら訳分かんないでしょ。
安藤なつ:たしかに。だから、自分は施設に入ったとしたら、年をとって。「ヘビメタ棟」「J-POP棟」「演歌棟」って分かれて、自分が好きだった音楽を流す棟とか、居室に分けてったら、凄い嬉しいなって。
土屋伸之:一棟、丸々その分野のジャンルがかかってるんだ。
安藤なつ:「メタル棟」「オルタナ棟」とか(笑)
土屋伸之:年とっても、メタル棟が入るの?(笑)
安藤なつ:「テクノ棟」とか。
塙宣之:「ロックの方が長生きした」とか(笑)
安藤なつ:ふふ(笑)
土屋伸之:そういうデータとかが気になっちゃうよね(笑)
塙宣之:エンヤの時は、安らかに眠ってくのに亡くなるとか(笑)
土屋伸之:痴呆症が進むとか。
安藤なつ:脳が刺激を与えられるっていう点では、棟が分かれてても面白いっていうか、いいんじゃないかって。
塙宣之:ストレスにはならないよね。元々、そういうふうに聞きたいものだからね。
安藤なつ:だから、メタルで生きてきた人の生活環境に合わせた棟があったりとか。音楽って結構関わってくるじゃないですか。
土屋伸之:そうね。
安藤なつ:夜行性とか、朝型とか。そういうのがあっても面白いんじゃないかって思うんですけどね。