2021年2月8日放送のTBS系の番組『霜降りミキXIT』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、「帰れ!」コールの鳴り響く中で半年間も漫才をやり続けていたと告白していた。
ケンドーコバヤシ:デビューして間もなくやから、25年ぐらい前やって。
せいや:わぁ、大分前やん。
ケンドーコバヤシ:最初は、たった一人が「帰れ!」って言うただけやったのよ。っていうのも、俺はデビューして、めちゃめちゃゴツかったの、ラグビーやってた体が残ってて。
粗品:はい。
ケンドーコバヤシ:強面みたいな。だから、よく先輩芸人の罰ゲームを執行する役で。
せいや:ああ。
ケンドーコバヤシ:若手がNSCから使われてたのよ。
粗品:ああ。
ケンドーコバヤシ:当時さ、アイドル的人気の人も多かったから。その人に思いっきしビンタしてたから、まぁそれは思いっきしビンタした方がいいし。
粗品:オモロイです。
ケンドーコバヤシ:その先輩も「思いっきりこいよ」「あ、分かりました」ってやってたら、その熱狂的なファンの一人が「帰れ!」って言うたのよ。
せいや:へぇ(笑)
ケンドーコバヤシ:で、俺もプロレス好きやったからさ、「なんやコラァ!」とか言うたら、「帰れ!帰れ!」って凄い帰れコールが起こって。
粗品:へぇ。
ケンドーコバヤシ:そこで済んだらよかったんやけど、そっから顔を覚えられてさ。
粗品:ああ。
ケンドーコバヤシ:ネタやりに出てったら、いきなり「帰れ!帰れ!」みたいな。それが半年以上続いたからね。
せいや:長っ。マジっすか。
ケンドーコバヤシ:俺はなんか楽しかったし、ずっと帰れコールが鳴り止まぬ中、ネタ始めんのよ。
せいや:ええ?!
ケンドーコバヤシ:まだ全然20代の若手やから、「いやぁ彼女欲しいですねぇ」「帰れ!帰れ!」って(笑)
粗品:めちゃくちゃじゃないですか(笑)