2020年5月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ナインティナイン・岡村隆史の炎上発言について、「若者世代の貧困問題」がコロナ禍で深刻化している現状を「岡村はその気配を感じていなかった」と指摘していた。
太田光:ますます、若者は苦しくなるだろうなっていう心配があったところに、あの岡村の発言があったから。それで一気にみんな怒りが爆発して、「岡村、許せん」って。
田中裕二:うん。
太田光:それはね、言葉遣いも荒くなるし、「NHKは使うのか?」と。
田中裕二:うん。
太田光:署名運動になるんだけども。でも、彼らが怒りを爆発させるには、そうなる状態があった。
田中裕二:うん。
太田光:でも、岡村はその気配を感じていなかった。それは確かにそうなんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど本当は、俺は岡村とその人達っていうのは、何も分かり合えないはずないと思ってて。
田中裕二:うん。
太田光:実は、重要なのは今、日本がそういう状態にあるっていう。あるいは性風俗産業っていうのが、そういう状態にあるっていうことを理解してるかどうか。
田中裕二:うん。
太田光:理解するのも難しい。難しいけど、理解しているがどうかっていう問題で。
田中裕二:うん。
太田光:たとえば、それは東日本大震災の後もそうだったけど。やっぱり、お金がなくなった女性たちのお金を稼ぐためにっていう。そこに駆け込む人たちがいて。
田中裕二:うん。
太田光:で、そこはたしかに岡村の言うようにね、そういう人たちが増えるかもしれない。まだ分からないですよ、それは今始まっているかもしれないし。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、まぁ言ってみればその岡村のしょうもない妄想みたいなことは、ある意味、当たっている部分があったから。
田中裕二:うん、だから余計そうだよね。
太田光:だから、っていうのがあって。