2026年10月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、M-1グランプリ予選1回戦の審査員の大変さについて語っていた。
伊集院光:まぁ、いろんな仕事があって。それぞれに辛いし、楽しいと思うんだけどさ。そんな中で想像するにさ、「この仕事すげぇな」と思うのってさ、先週ちょっと話したけどさ、M-1の予選を今ずっとやってるじゃない?
その聞いたら、キャノン西本以外にもいろんなところでエントリーしたりとかしてる人はいっぱいいるらしいんだけどさ。ちょっと想像して、そのM-1の1回戦、1回戦から当然勝ち抜けが決まるから、審査をしてる人はいるわけじゃん。
で、それ聞けばABCのその番組に関わる制作陣、ディレクターとかプロデューサーとかが、各地行って審査をしたりとか。あとは構成スタッフとかそういうその放送作家の人とかが審査をしてるね。それは当然だよね。
で、聞いたんだけど審査をするってことは、聞かなきゃなんないってことじゃん。今日出た中で、大体1日20組弱ぐらい、1会場で1日20組弱が2回戦に勝ち上がるみたいなことだから、ずっと聞かなきゃなんないわけじゃんか。
で、20組は良いわな。その20組弱の勝ち残る人は、勝ち残る腕を持ってるし、もっと言えば、その中から優勝が出るかもしれないわけだから、それはそれでいいと思うんだけど。そこで負ける人たちいるじゃん。
大体、1日200組ぐらい。200組ぐらい参加して、で、7~8時間ぶっ続けらしいのね(笑)7~8時間、1回戦で負けるっていうクオリティのネタを見続けるって…しかもだよ、無では見れないわけじゃん。評価をしなきゃなんないわけじゃん。
凄くない?もう面白くないのが、面白くなってくと思うんだよね。絶対…「どうも~」って言ったって(笑)なんかわかんないけど、その最後に「失礼しました」って言った時とか、もう面白いと思うの。
そうね、60組ぐらい目から(笑)最初の20組ぐらい目までは、俺は多分20組ぐらい目までは面白い、面白くないがちゃんと分かってると思うんですけど、多分100組も到達したら、もうネクタイを締めてるってことで合格です(笑)
「うわぁ、ネクタイ締めてる」ってもうなっちゃいますから(笑)あと靴履いてるね(笑)靴履いてるとか(笑)もう多分、ネタ云々とかじゃないんですよ。喉仏が凄い上下してるみたいやつで、1回戦勝っちゃうんですよ、僕の中では。
だって180組見てごらんなさい。だってその中に連続不合格クオリティの人が20~30人続くこともあるわけじゃないですか。俺、それが凄いと思って。司会って誰がやってる?司会はやっぱり吉本のタレントさんとかで、もうM-1にはノミネートしてないような人がやってるわけでしょ?
で、司会の人がその1回1回の会場で、ベストアマチュア賞みたいな。要するにプロで所属はしてないけどM-1って出れるからそのアマチュアの中で良かった人っていうのを見るらしいんだけど、司会の人たちも見んだ?全部っていう。
全部見るって…あのね、なんか面白いお笑いですら多分10組が限界ですよおそらく。あんまり…あのね、中には凄い子もいますからね、悪い意味で。それをね、7~8時間見る仕事っていう。俺、何かを探しに行っちゃうと思う、もう(笑)
その日の仕事が終わったら、うつろな目をして、「探さないでください」っつってね。砂丘で発見される(笑)おそらくだけど砂丘で発見される気がする(笑)



