2026年3月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『サンドウィッチマンのラジオショー』(毎週土 13:00-15:00)にて、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが、東日本大震災の真っ只中で放送を続けた「FMいわき」のスタッフについて特集した『プロジェクトX』を絶賛していた。
伊達みきお:あれ見たかな?『プロジェクトX』。
富澤たけし:見てないですね。
伊達みきお:見てない?NHKのね、FMいわき。福島県の今、いわき市にある、FMいわき。今日、あのラジオ福島入ってないんだけど。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:FMいわきっていうね、コミュニティFM。
富澤たけし:はい、はい。
伊達みきお:まぁ、我々もね、仙台のFMいずみでコミュニティFMやってますけど。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:そのFMいわきの3月11日のね、要するに15年前の3月11日、どういう対応をしていたかっていうのが『プロジェクトX』でやってて。
富澤たけし:はい。
伊達みきお:で、やっぱラジオの力ってすげぇんだなっていう。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:しかもその地域密着のね、コミュニティFMっていろんなところにあるじゃないですか、本当に地域のお祭りの情報とか。
富澤たけし:区しか聞けないとか。
伊達みきお:そう、そう。その情報源っていうかね。有事の際のこのラジオの大切さというか。それが伝わる『プロジェクトX』。これ、良い番組だったんだよ。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:で、今、コミュニティFMがね、規模が小さくなってやめるところとか、あと潰れちゃうところとかも結構あるでしょ?
富澤たけし:お金ないですからね。
伊達みきお:うん、資金繰り難しくて、みたいな。でも、やっぱりあった方がいいなぁってね、思いましたね、それ見てね。
富澤たけし:どういうところで?
伊達みきお:俺らもそうだったけど、あの日はもう停電なわけですよ。テレビの情報、まずシャットアウト。で、携帯も電波繋がらない。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:情報源、ラジオしかなかったわけですよ。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:で、そのラジオの大切さって、俺らは味わってるじゃない?
富澤たけし:ああ。
伊達みきお:それがその被災地の、当事者の人たちにとってはもう唯一の情報源なわけ。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:で、しかもFMいわきの近くには原発があって、原発が爆発しました、事故起きました、その何km圏内の人は避難しなくちゃいけないっていうのも、要するに当時は現地にいる人たちは、情報がないわけですよ。
富澤たけし:ああ、逃げるっていう。
伊達みきお:そう、そう。それは全部FMいわきからの情報で、逃げなくちゃいけないとか、あと津波警報が出てますとか。そういうのをずっと、24時間体制で、コミュニティFMがずっとやるんですよ。
富澤たけし:ああ、当時の放送を使いながら?
伊達みきお:そう。で、いわきも原発近いから、避難しなくちゃいけないって思うわけですよ。初めての経験だから、原発事故なんかは。
富澤たけし:うん。
伊達みきお:だから、自分のその家族をみんな避難させて、でも自分はそのFMいわきでパーソナリティをやんなくちゃいけないとか、ミキサーやんなくちゃいけないとかっつって。
富澤たけし:ああ。残ってなきゃいけない。
伊達みきお:残ってなくちゃいけない。で、津波が来ても、自分の娘が通ってる保育園が津波でもう全部崩壊した、と。それでも家族の元に行きたい、でも電話繋がんない。でも、その日、ミキサーやんのは俺しかいない。ミキサーやるんですよ。
富澤たけし:ミキサーとかって、もう自動にできないんですかね?
伊達みきお:「自動にできないんですかね?」じゃなくて(笑)もう俺しかやる人がいないから、もう。
富澤たけし:だからね、その南三陸の防災庁舎の呼びかけの人もそうですけど。
伊達みきお:遠藤さんね。
富澤たけし:残ってやらなきゃいけないっていうのもね。
伊達みきお:そう、その葛藤ね。
富澤たけし:命の危険もあるわけですから。なんかね、どこまでっていうのをね、線引きをしとかないとちょっと。
伊達みきお:それがね、赤裸々に『プロジェクトX』でやってて。もうラジオマンは絶対見るべきっていうか、もう見てるはずなんですけどね。さっきちょっとスタッフに聞いたら、誰も見てなかった。
富澤たけし:はっはっはっ(笑)
伊達みきお:あんな番組、なかなかないんじゃないですかね。テレビで、コミュニティFMをフィーチャーしてね、1時間しっかりやるっていう。
富澤たけし:まぁね。
伊達みきお:これはラジオっていうメディアはね、やっぱ大事なんだなって。特に有事の際は、ラジオ強いですよ。



