2025年11月22日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、『誰も知らない明石家さんま』第11弾は山田裕貴が自分を演じてくれたと明かしていた。
明石家さんま:『誰も知らない明石家さんま』っていう。
飯窪春菜:おお、年末の。
明石家さんま:日本テレビさんでやってるやつなんかは、今度、ドラマ。もうだからありがたいことに11弾なんですね、あれ。
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま:11回やらしていただいてるんですけども。もう今まで、北村君だ、やれなんたらだ。もう豪華メンバーが…元々、菅田将暉やからトップは。
村上ショージ:ああ。
明石家さんま:菅田君がまだちょっと、売れかけの頃で。だからこの11年で菅田将暉、凄いことになってんねけどやな(笑)
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:その頃は若手で、これから多分行くだろうって言ってた役者さんやったんですけども。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:菅田将暉君もこうなって、1発目の記念すべき1発目。だからさんま役で来てね。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:それで自分で「こうやりたい」っていう。菅田君は逆にあっさりやりよってね。だから、引き笑いも入れないで、とか。役者さんが全部考えはるんですよ。
村上ショージ:へぇ。
明石家さんま:だから前に菅田君がこうしたから、北村君はこうするとか。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:北村がこうしたから、誰々はこうするとか。だからウチの師匠やっていただいた小日向さん、ウチの師匠をやっていただいた、もう本当に素晴らしい。
村上ショージ:へぇ。
明石家さんま:「ああ、役者さんやなぁ」っていうのがあって。だから今回はドラケン、『東京リベンジャーズ』の。
飯窪春菜:山田裕貴さん。
明石家さんま:山田が俺やって。で、坂本九さんが山本君、山本耕史さん。誰かの旦那さんやな。
飯窪春菜:堀北真希さん。
明石家さんま:堀北真希ちゃんの旦那さんが、坂本九さんと明石家さんまで。
飯窪春菜:ええ。
明石家さんま:本当は『スター千一夜』でしか会ってないんですけども、絡むところを作って。これが今回、日航機の事故、俺が乗る予定だった。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:それをドラマ化してるんですけども。もう凄い、役者さんって。もうつくづく関心するけども。
村上ショージ:でも、『誰も知らない』って、ほとんどもう知ってしまったもんね、さんまさんの行動とか。飯粒ついて。「え?!」みたいなのないもん。
明石家さんま:それは役者さんが、俺の自分の中に「明石家さんま」を入れて。だから、普段の俺じゃない感じに仕上げてくれてはるよね。
飯窪春菜:ああ。
明石家さんま:だから、「きっとこうだろう」っていうなんか裏解釈なんかしていただいて、。だから香取慎吾のビートたけしさんなんて、もう掘って掘って、掘り抜いてたけしさんを演じたりとか。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:もう草彅君も「あっちがこう来るなら、さんまさんはあっさりだ」とか、その草彅の感じてる俺とかを、みんなやってくれよんねん。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:だから、物凄いありがたい、各々、俺を考えて。また前の役者さんと被らんような演技作りをして、向かって行ってくれよんねん。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:で、俺は実は要するに『東京リベンジャーズ』のドラケンの時に、北村が「リベンジャーズを見てくれ」と。それで送ってきよったんですよ、映画を。
飯窪春菜:ああ、はいはい。
明石家さんま:アイツ、主役やからな。で、それで見たんです。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:で、その後、小栗と藤原達也に呼び出されて、夜中行ったら、「俺たちだけで申し訳ない」って呼びよったんですよ。
飯窪春菜:山田裕貴さんを。
明石家さんま:ほいで、そこの…あ、そうか。クイズの問題になってる。
飯窪春菜:あっちゃあ。でも知ってます。
明石家さんま:知ってるよな。そう、そう。それで会って、奢ってくれるんやけど。ヤンタンファンは知ってるよね、この話ね。
飯窪春菜:知ってます。
明石家さんま:そう、小栗が払うか、俺が払うかで。
飯窪春菜:ああ、ありましたね。
明石家さんま:カードを出し合いして。で、山田がお父さん、お母さんに連絡して。「今から小栗さんとさんまさんに俺、奢るけど、俺は奢っていいのか?」って、お父さんに連絡して。お父さんが「払わしてもらいなさい」って。「これは一生の宝物になるから」って。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:「思い出話になるだろうし、お前が出しなさい」って言うて出して。で、そのお父さんが今年亡くなられてるんですよ。
村上ショージ:へぇ。
明石家さんま:そしたらラストシーン、オンエアされないんですけども、ラストに「俺は疲れた」とか。「これでいいんだろうか」っていうセリフが振り返えるね、「生きてるって何なんだろう」っていう。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:坂本九さんが亡くなられて、俺が生き残ったって言うたらあれやねんけど。それで色々悩むっていうシーンがあるんですけども。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:『ヤングタウン』の小ナベさんが出てインタビュー受けてはったわ。「その日のさんまちゃんは元気なかった」というか。実は音楽を全部流したんですよ、日航機の時は。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:こっちは喋る、陽気にワーッて言う気分じゃなかったから。ひょっとしたら俺が乗ってたかわからん日航機やから。
飯窪春菜:うん。
明石家さんま:それでシーンを見たらね、「こんなに落ち込まったんですか」って言うから、いや、実はこれは芝居、役者さんがやったことで。あの後「ジミー、ショージ行くぞ」って、江坂の…ハローズか。
村上ショージ:よう知ってるわ。そんなにね、悲しむ、悩む人でもないからね。
そこは役者さんがやりすぎて。
明石家さんま:ふふ(笑)ドラマにならないらしいんです。本当の俺の行動をドラマにすると、ドラマにならないらしい(笑)
飯窪春菜:ふふ(笑)


