ザキヤマ、ウエストランド井口に「名乗らせない」というボケだけで延々と5分間喋り続けて爆笑をとる「なぜ名乗らないんですか?」

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2019年12月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也(ザキヤマ)が、ウエストランド井口に「名乗らせない」というボケだけで延々と5分間喋り続けて爆笑をとっていた。

ザキヤマ:ちなみに、あなたに名前はありますか?

井口浩之:ふふ(笑)名前、ありますよ(笑)

ザキヤマ:あるんですね?

井口浩之:はい。

ザキヤマ:あるんだったら、なぜ名乗らないんですか?

井口浩之:いえ、隙間がないんですよ。

ザキヤマ:隙間がない?

井口浩之:はい。

ザキヤマ:隙間がない場合は、名乗らないということでやらせてもらってるんですね?

井口浩之:いや、そういうわけではないですけど。

ザキヤマ:つまり、自分の名前なんて、隙間がないとねじ込めない。親からもらったその名前は、その程度のものなんですか?

井口浩之:いえいえ、違います…もう意味分かんないんですよ。

ザキヤマ:ですから、私が言ってるんです!

矢作兼:うるせぇなぁ(笑)

ザキヤマ:誰なんですか?あなたは一体。誰なんですかっていうのは、物凄い難しい質問かもしれません。

井口浩之:いや、簡単ですよ。

ザキヤマ:自分の名前が呼ばれて…

井口浩之:いやぁ、もう…

矢作兼:隙がない(笑)

ザキヤマ:自分は実際、誰なのか、私もわからない。

井口浩之:はい。

ザキヤマ:それは誰にとっても、永遠のテーマかもしれません。

井口浩之:はい、はい。

ザキヤマ:ただ、一応、我々のこの世界では、名前というもので区別していこうという約束の下に、名前という、海外で言えばname、そういうような…

井口浩之:う~ん…

ザキヤマ:そういうような、要は通称で呼び合うということで、他人と自分を区別している、この世の中で。

矢作兼:言うタイミングがない(笑)

井口浩之:いやぁ…

ザキヤマ:あなたは、なぜ名前を名乗らないんですか!

井口浩之:だから、隙間がないんですよ。

ザキヤマ:隙間がない。

井口浩之:一つも。

ザキヤマ:隙間がないという、言葉をとったんですね?分かりますか?今、あなたは隙間がないという言葉の、それをどけて名前を言えれば、隙間があったんです。でも、あなたはその隙間に、「隙間がない」という言葉をねじ込んだ!

井口浩之:始まったよ、もう。長ぇなぁ。

ザキヤマ:あなたの言ってることは矛盾している!

矢作兼:はっはっはっ(笑)半沢直樹(笑)

井口浩之:いや、違いますよ。

ザキヤマ:何が言いたいんですか。あなたにとって、隙間ってなんですか?

井口浩之:いや、だからそのキャッチボールみたいなのをしてくれないと、喋れないんですよ。

ザキヤマ:お名前を言わないから私は、怒っているわけではございません。お名前を名乗っていただきたいだけなんです。それが私たちのお互いに認識しあう呼び名が、必要なんです!我々の間には。

井口浩之:はい、はい。

ザキヤマ:ですかえら、名前を名乗っていただきたい。もしかして、自分の中で名前を名乗ることに引け目があるんだとしても!

井口浩之:ないです、ないです(笑)

ザキヤマ:それはあなた、名乗らなければいけない。それは、あなたに課せられた使命、宿命、運命です!

矢作兼:名乗りたいんだよ(笑)

ザキヤマ:名乗っていただきたい(笑)

矢作兼:ちょっと黙ればすぐ名乗るのに(笑)

井口浩之:名乗らせてくださいよ(笑)

ザキヤマ:今日、あなたはそういう気持ちじゃないのかもしれない。たしかに、こんな夜中に電話をかけられて、名前を名乗れ、名前を名乗れの連呼、それはバカバカしい。「あなたに名乗る名前はない」なんてことを言うかもしれない。ただ、私はあなたが誰か知りたい!

井口浩之:はい。

ザキヤマ:名乗っていただきたい。なぜ名乗らないんですか?

井口浩之:名乗ります、名乗ります、聞いてください。

ザキヤマ:ちょっと待ってください。なんですか、「名乗ります、名乗ります」っていうのは。

井口浩之:だから、名乗りますから聞いてくださいよ。

ザキヤマ:「名乗ります、名乗ります」という方なんですか?じゃあ。

井口浩之:違います。そんな人いないでしょ。

ザキヤマ:そんな人、いないかは分かりませんよね。あなたはこの70億人の人に、「名乗ります、名乗ります」という人がいないかどうか、確認できたんですか?

井口浩之:してはないですけど…

ザキヤマ:してないのになんで言うんですか?それだったら、「もしかしたら、そういう珍しい名前はいないかもしれません」ぐらいの注釈は入れていただきたい!

井口浩之:ああ、まぁ…

ザキヤマ:そうですよね?いやいや、ちょっと聞いてください。

井口浩之:はい、はい。

ザキヤマ:なぜ名乗らないんですか?

井口浩之:名乗ります、もう(笑)

ザキヤマ:「名乗ります」って言ったっきり、全然名乗らないですよね?

井口浩之:いや…

ザキヤマ:先ほどあなたは、「名乗ります」って言いました。

井口浩之:はい。もういいですよ、名乗って。

ザキヤマ:「名乗る、名乗る」と言って、ずっと名乗らないという作戦なんですね?

井口浩之:作戦っていうか…

ザキヤマ:なぜ名乗らないんですか?

井口浩之:井口です。井口です、井口です!

ザキヤマ:なぜあなたは、名乗らないんですか?

井口浩之:名乗ってます、今もう。

ザキヤマ:名乗ってるんですね?

井口浩之:名乗ってます。

ザキヤマ:ナノレベルですか?

井口浩之:ウエストランドの井口です。

ザキヤマ:ナノレベルなんですね?どうなんですか?

井口浩之:違う、違う。名乗ってます(笑)

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