2025年1月14日放送のCBCラジオの番組『むかいの喋り方』(毎週火曜 22:00-0:00)にて、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が、オリエンタルラジオやチョコレートプラネットと切磋琢磨していた思い出の「渋谷ヨシモト∞ホール」の閉館に「諸行無常ですよ…」などと語っていた。
向井慧:∞ホールが閉館するっていうね。これがねぇ、諸行無常ですよ。これ、∞ホール、知らない方もいるとは思いますけど、渋谷。東京の渋谷にある、吉本の若手の劇場なんですけど。
これね、∞ホールっていうのは、僕の芸人時代の青春ってどこですかって言われたら、まぁ∞ホールなんですよ。で、なんとなくじゃあ東京NSCという養成所、吉本の養成所は保育園とか、小学校って感じです。
で、それを卒業して、行った劇場っていうのが、僕らは∞ホールなので。なんか、あそこに若手って言われる時の全てが詰まってるんですよ。これ、2006年にできた劇場なんですけど。
元々、オリエンタルラジオさん、僕の一年先輩のオリラジさんがもう、一年目からドーンと人気が出て、テレビ局でもレギュラー番組が始まるって中で、オリエンタルラジオのための劇場を作ろうという動きがありまして。で、それでできた劇場が、渋谷∞ホールなんですね。
だからオリラジさんが365日、そこから生配信をやってた時期があるんですよ。で、その時に、オリラジさんが1年目で、∞の生配信をやっている、その中の企画で「芸人証券」って、芸人を株にたとえて株主になってくださいねっていう企画を、それをオリラジさんより後輩でやらないと。先輩にはやれないので、そんな失礼な企画。
なので、後輩の11期生、僕らに白羽の矢が立ち、月曜から土曜日まで、同期の芸人で3組ずつ「株買ってください」みたいな。パンサーを組む前のブルースタンダードというトリオで。
そこにいたのが、チョコレートプラネットなんですよね。だから、チョコプラと仲良くなったのは、完全にそこなんですよ。それまでは喋ったこともなくて。でも、毎週火曜に絶対会うし。帰ろうと思ったら、長田君が吉祥寺に住んでるって初めて知って。で、俺も当時、吉祥寺に住んでたんで、「じゃあ、渋谷から吉祥寺まで一緒に帰ろうか」が、今のこの長田君と仲良くなった全ての始まりで。これ、∞ホール。