2024年12月14日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまが、M-1グランプリ2023で優勝するに至った研究方法を明かしていた。
髙比良くるま:壁に色んな、ポストイットとかでネタをちょっと書き出して、セリフを書き出して貼って、みたいな。
川島明:作り方が凄い。これは相方といっしょに?
髙比良くるま:それはでも、ほぼ全部1人ですね。
川島明:え?
髙比良くるま:ネタを作る作業自体は、一緒にやってるんですけど。どういうネタが今なくて、どうやった方がいいのか、みたいな。
川島明:あ、データをとるという。
髙比良くるま:過去のM-1を全部見て、もうだからそっから単独も開いて、まず型から学ばなきゃいけないから、過去のM-1チャンピオンのネタをまず1回全部練習して。
川島明:入れて。
髙比良くるま:やってみて。その後、同じテーマで自分たちのネタを全部作ったんですよ、新ネタ。だから、中川家さんだったら、なんかマナーが悪いとか。
川島明:はい、はい。へぇ!歴代チャンピオン対自分をやったの?
髙比良くるま:自分たちの、同じテーマでネタを全部作ったんですよ。そしたら、とろサーモンさんだったら「旅館」とか。
川島明:どうすんの?鳥人とか。
髙比良くるま:鳥人は鳥人すぎたんで(笑)…優勝の時じゃなかったから、できたんですよね。
川島明:ああ、そうかそうか。
髙比良くるま:クリスマスかなんかで。
川島明:やってたね、サンタウロスで。
髙比良くるま:サンタウロスで。
川島明:一応、全部、対M-1チャンピオンで自分なりに総当たり戦やったんや。
髙比良くるま:その時に、だからチュートリアルさんで冷蔵庫のネタを俺がやってて。
川島明:はい。
髙比良くるま:それが冷蔵庫だったらどうなんだろうってなって、それが冷蔵庫を作る工場の話になって、そのネタがM-1優勝した時のネタになったんですよ、そのまま。
川島明:うわぁ、だからあの工場、町工場みたいなんが出てくるわけや。
髙比良くるま:そうです。元々は、チュートリアルさんと俺らが戦ったネタなんですよ、自分の中で。
川島明:いや、これ凄いね。
髙比良くるま:それ楽しかったですね、ネタ10本ぐらいやるだけの単独やって。
川島明:俺、でもその今までの売れてる人のデータ、セリフ、全員のやったネタを1回やってみたって、同じことやってた人を一人だけ知ってる。
髙比良くるま:え?マジっすか?
川島明:紳助さん。
髙比良くるま:へぇ!そうなんですか。
川島明:そう。だから、漫才ブームが来るからってことで、ビジネスで自分が全部データ取って1人でやって、ボクサースタイルにしたっていう。
髙比良くるま:へぇ。
川島明:全く同じことやってるよ。
髙比良くるま:奇跡的にやっぱ「制圧」を学んだんですよ(笑)
川島明:ふふ(笑)制圧芸なんだ(笑)