2024年10月26日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、ピーコの訃報でおすぎとピーコと共演していた際の思い出について語っていた。
リスナーメール:ピーコさんの訃報で思い出したのですが、さんまさんが若き日に番組でおすぎさんかピーコさんのどちらかに手を握られ、「芸能界はこんなものか」と、そのままにしていたというエピソード。
明石家さんま:おすぎさんですね。
リスナーメール:プレゼントされた七福神の財布を大事にされ、ご祝儀袋を入れていたそうですね。とても親交があったように思われます。何か思い出はありますでしょうか?
明石家さんま:はい、はい。いや、もうそれは思い出だらけでね。俺がレギュラー番組で、審査員。ゴングショーって、素人さんが出てきて、合格なら…まぁ喉自慢みたいなやつのお笑い版。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:その審査員で、レギュラーで出て。そこにはおすぎとピーコさんがいらっしゃって。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:僕、一番端っこ。新人ですからまだ。
櫻井梨央:うん。
明石家さんま:おすぎさんがずっと私の手を握って。
村上ショージ:ふふっ(笑)
明石家さんま:で、俺は何にもわからへんから。「芸能界って、こういうもんなのか?」って(笑)
村上ショージ:ふふっ(笑)
明石家さんま:で、いつもおすぎさんの膝の上に乗ってメイクされてたんですよ。で、その時も「ああ、こういう人らと共演すると、こうせなアカンのかぁ」と思って(笑)
横山玲奈:ふふっ(笑)
明石家さんま:ずっと過ごしたんです、半年間。違う番組に行ってやっとわかって。「違う」って。
横山玲奈:ああ。
明石家さんま:ずっとおすぎさん、手を握って審査してたんですよ。僕、握られて審査してたんです。
櫻井梨央:へぇ。
明石家さんま:それはおすぎさんですけども、ピーコさんが七福神の財布を「さんまちゃん、オーストラリア行くんでしょ?年末」って。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「これ、七福神のお財布だから持ってきなさい」って言うて、そこには入れられなかったんですけど、カバンの下にめでたいもんやから入れといて。で、そこで「これは何だ?」って税関の人に聞かれて、「七福神、英語で言うと…ああ、seven gods」って言うたら、”NO!One god.”って言われた。
横山玲奈:なるほど。
明石家さんま:これはマジな話やな。そやから、お二人には本当に若い頃お世話になって、色々なことを教えていただきましたよ。ピーコさんの御冥福をお祈りしましょう。おすぎさんはまだ健在らしいのでね。