フルーツポンチ村上、自分を押し殺して普通であろうとする女性が変わっていく過程を楽しめる漫画『ダルちゃん』をおすすめ「もっと本当の自分を出して…」

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2024年3月30日放送のTOKYO FMのラジオ番組『まんが王国presents 世界はまんがで出来ている』(毎週土 19:00-19:30)にて、お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志が、自分を押し殺して普通であろうとする女性が変わっていく過程を楽しめる漫画『ダルちゃん』をおすすめしていた。

村上健志:今回紹介したいのは、『ダルちゃん』っていう漫画。

狩野英孝:知らないんだよなぁ。

倉持由香:始めて聞きました。

村上健志:ちなみに、はるな檸檬さんという先生の作品なんですけど。

狩野英孝:どういう漫画なんですか?

村上健志:2冊で完結している漫画なんですけども。

狩野英孝:うん。

村上健志:主人公のダルちゃんっていうのが、普通の24歳のOLさん、派遣社員の方なんですけど。

狩野英孝:うん。

村上健志:気を抜いたら、ナメクジみたいな。アメーバみたいな状態になっちゃう、ダルダル星人だということで。

狩野英孝:ふふ(笑)

村上健志:そういう設定がまずありながら。そこはそういうもんだと思って欲しいんですけど。

狩野英孝:うん。

村上健志:このダルちゃんは、子供の頃からなんか自分が普通にしてるとみんなからダルダル星人ということもあって、気持ち悪がられたり、変だよって言われることも多いから。

狩野英孝:うん。

村上健志:それイヤだなぁと思って、なるべく普通にしよう、普通にしよう。社会のルールを覚えよう、というふうにずっと生きてる人なんですよ。

狩野英孝:うん。

村上健志:でも、そうするとみんなに合わせよう、合わせようって普通にしようってすると、「あれ?」と、自分が本当に何を考えてるのか。周りが喜んでるからいいやってずっと生きちゃってる。

狩野英孝:うん。

村上健志:このダルちゃんがある人と出会って、「もっと本当の自分を出していいのかな?」とか。

狩野英孝:ああ、人間らしく。

村上健志:イヤなことはイヤだって言っていいのかなって、成長していくという話なんですけども。

狩野英孝:うん。

村上健志:でも、そういうのってあるじゃないですか。生きづらい世の中をちょっと人と出会って変わっていく。

狩野英孝:うん、分かる。

村上健志:で、よかったね、頑張ったから自分を出せたじゃんって。その一歩先、もう二歩先ぐらいまでを描いてくれてて。

狩野英孝:イラスト見ると、凄くほのぼのしてるけどね。

村上健志:なんですけど、「うわ、そこがそうなる?」って。「そのまま行けば幸せなのに、そっち行くんですか」とか。

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