オードリー若林、ウンナン南原清隆に「中堅芸人の悩み」を相談したところ世阿弥『風姿花伝』の一節でアドバイスしてもらい納得

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2019年10月26日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、ウッチャンナンチャン南原清隆に、「中堅芸人の悩み」を相談したところ、世阿弥『風姿花伝』の一節でアドバイスしてもらい納得したと明かしていた。

若林正恭:さっきの話、吉村君との話になってさ。

オードリー若林、ノブコブ吉村の「40代の芸人が50代になる前に淘汰されていく」という話を南原清隆も興味を持って聞いてくれたと明かす

春日俊彰:うん。

若林正恭:「40で若い子とも絡むし、先輩もいる」っていう現場が増えてきて。

春日俊彰:まぁ、そうだね。

若林正恭:「結構、今までと全然違うんですよね」なんて話をしてたらさ、それを南原さんに相談っていうか。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「ああ、でもそうなるよなぁ」って南原さんが言っててさ。

春日俊彰:まぁ、そういう時期もあっただろうしね。

若林正恭:そう、そう。それで、「なんか毒舌っていうような感じで行きたいんだろうなぁ」って感じたら、そこを潰すのも大人気なく見えちゃうからって思いながら。

春日俊彰:うん。

若林正恭:言われたままで終わると、「なんかタジタジだったから、もっとやってほしかったな」とか、ファンには悪ぃなぁとかも思うけど。

春日俊彰:うん。

若林正恭:むきになっても違うし、とか。「なんか難しいんすよね」みたいな。

春日俊彰:うん。

若林正恭:で、上の人とサンドイッチの場合、一番上の人と、一番若い子がイジり、イジられになると、真ん中ん時にどういうスタンスでもってそれを…とか。一緒になってイジんのか、擁護するのかとかみたいな話を俺、南原さんにしてんのよ。

春日俊彰:おお、はいはい。

若林正恭:そしたらさ、やっぱりこっからは、能と狂言の話になってくんだよね。

春日俊彰:あ、そう?そっちになる?

若林正恭:うん。「ちょうど、お前ぐらいの年かな」みたいな話になって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:で、ボケで前衛的なコントをいっぱい作ってきたじゃない、ウンナンって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:で、「ボケとツッコミっていう二元論じゃないものってどういうものかな」とか。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「色んな新しいこと、新しいことってやってきたのよ」っつってて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:で、「もっと新しいことないか、とか考えるじゃん」みたいな。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「はい」みたいな。あんみつを食べながら、南原さんはコーヒーを飲んでてね。

春日俊彰:食べなさいよ、(南原おすすめの)ぜんざいを。

若林正恭:ふふ(笑)そしたら「そういうのも全部含めてなんだけど」みたいな。

春日俊彰:うん。

若林正恭:フリとオチがあって、オチの部分の新しさとかセンスでずっと考えてきたのが、なんか番組の企画で、狂言か能をやった時に、フリの部分の奥深さが普遍的にあって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「フリの部分の奥深さっていうものに凄くしっくりきたし、納得したし、これを今一度、勉強したいなと思ったのが40ぐらいかな」みたいなさ。

春日俊彰:へぇ。

若林正恭:南原さんと、そんな話をしててさ。

春日俊彰:へぇ、それは貴重だね。

若林正恭:南原さんも天才だし、ザキヤマさんも天才じゃない。ザキヤマさんと初めて打ちっ放しに行った時もさ、「ボールにクラブが当たる瞬間がボケだとしたら、スイングのクラブを上げて下げてくるまでのフリで、どう飛ぶかが全部決まってて。そのフリで全部決まるっていうのが面白いんだよね」って、ザキヤマさん、1回もボケないで言ったのよ。

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:で、俺はゴルフ始めようって思ったの。

春日俊彰:なるほど。なんかこう、合わさるものがあったんだろうね。

若林正恭:で、「若い人はセンスとか新しさとかっていう華があるから、それで行くんだけど、フリの普遍的なことっていうのはね、やっぱり日本人には脈々とあって」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:で、『風姿花伝』っていう、世阿弥って習ったじゃん、高校かなんかの。

春日俊彰:能か、作った人とかで。

若林正恭:そうそう。そういう本があって、「それに書いてあってさ」みたいな。そこに、「若い人には華をもたせて、自分はちょっと若い人が取り損ねたところを取ってあげるぐらいで、むきになって張り合うと、表現としてガチャガチャしてくるよ」みたいな。

春日俊彰:へぇ、書いてあるの?

若林正恭:書いてあるのよっていう話で。

春日俊彰:鎌倉時代とか、そんぐらいの時でしょ?室町とか。

若林正恭:そうなの、そうなのって話をして。

春日俊彰:へぇ、そんな昔に。

若林正恭:「ああ、今度読んでみよう」とか、あんみつを食いながら思っててね。

春日俊彰:ぜんざい頼めよ。

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