高田文夫、「全員集合vsひょうきん族」だけではなく「土8戦争」は20年間の歴史であったと語る「81年からの戦いだけではなく、その10年以上前から始まってる」

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2021年5月10日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・タレントの高田文夫が、「全員集合vsひょうきん族」だけではなく「土8戦争」は20年間の歴史であったと語っていた。

高田文夫:土曜8時ってさ、全員集合vsひょうきん族、81年からの戦いじゃないんだよ。

松本明子:はい。

高田文夫:その10何年前から、「土8戦争」って始まってんだよ。全員集合が昭和43年、44年か、TBSで始まってるでしょ(1969年10月4日~)。

松本明子:はい。

高田文夫:そしたらすぐさ、欽ちゃんが『お昼のゴールデンショー』って登場するわけだよ、生放送でコント55号だよ。

松本明子:はい。

高田文夫:で、『世界は笑う』って番組を作るわけだよ、おときさんが、時田邦子が8時-9時で。

松本明子:はい。

高田文夫:で、追い上げんだよ。『全員集合』があったのに、欽ちゃんと55号でもって追い上げんだよ、『世界は笑う』で。

松本明子:はい。

高田文夫:で、ちょっと息切れするんだよ。そしたらまた『全員集合』がまだまだくるんだよ。そしたら欽ちゃん、色々練ってさ、三宅恵介かなんかとみんなで考えて、ニッポン放送でやってた『金ちゃんのドーンとやってみよう』ってあったんだよ、ハガキ一枚でコントをやる。

松本明子:はい。

高田文夫:これをテレビに持っていこうって。

松本明子:なるほど。

高田文夫:で、それでもって、ハガキ一枚持って、街の中に飛び出して、素人に読んであげてツッコむって。これが『欽ドン』だよ。

松本明子:はい。

高田文夫:あれが物凄い人気で。で、『全員集合』もちょっとやられんだよ。

松本明子:はい。

高田文夫:で、向こうはきっちり作るコントだろ。こっちは本当に素人のところにいきなり飛び込んでいくっていう。

松本明子:うん。

高田文夫:アドリブっぽく。で、ワーッといくんだよ。それでフジテレビ勝ちそうだなってなるだろ。でも、ちょっと息切れして、そしたらもうTBSに志村けんが現れるんだよ。

松本明子:ああ、出た。

高田文夫:東村山音頭で、2年かかってやっとブレイクするんだよ。

松本明子:ああ。

高田文夫:76~8年。

松本明子:大ブレイクですね。

高田文夫:それから志村さんが一気にいくんだよ。そしたらフジテレビ側も漫才ブームを仕掛けて。それで、80年に漫才ブームが起きて、81年に『ビートたけしのオールナイトニッポン』がここで始まって、それをベースに『ひょうきん族』を作ろうって三宅ちゃんと考えて。

松本明子:はい。

高田文夫:それで81年にひょうきん族ができるんだよ。で、3~4年やってやっと『全員集合』と肩を並べて、ちょっと追い抜く。でも所詮、漫才師を集めただけだから、チームワークなんかないから。

松本明子:うん。

高田文夫:ひょうきん族だから。向こうは全員集合だけど。

松本明子:はい。

高田文夫:結局、バラバラになって息切れすんだよ。その間、TBSは色々策を練って、ドリフターズを解体して、エース2人をぶつけるんだよ。それがカトケンなんだよ。

松本明子:カトちゃんケンちゃんだ。

高田文夫:これでドーンと勝つ、それで終わりだよ、戦争は。

松本明子:じゃあずっと昔から?

高田文夫:20年の歴史だよ。

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