2026年2月13日配信開始のYouTubeチャンネル『バキ童チャンネル』の動画にて、春とヒコーキ・ぐんぴぃが、爆笑問題・太田光が「これはボツだろ」と思ったネタが番組スタッフにまさかの採用をされたエピソードについて語っていた。
ぐんぴぃ:太宰治の『葉』。
谷口つばさ:これ好きだね、俺も。
ぐんぴぃ:ねぇ。「死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色の細かい縞目が折り込められていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った」…これ。
土岡哲朗:ああ。
ぐんぴぃ:もう情けねぇんだよ、これ本当に。もういつ死んでもいい、死ぬ、死ぬなんつって。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:「あ、着物ね…あ、これ今着るのちょっと寒い。夏のやつか…夏まで生きるか」って。
土岡哲朗:着物着たい(笑)
谷口つばさ:まぁ、これ希望でもあるかなっていうのは俺、思ってて。僕、会社員だった時に、会社やめたいな、やめたいなと思って。
ぐんぴぃ:うん。
谷口つばさ:で、定期を更新するんですよ。家から会社までのパスの定期券を。で、更新した時に、「3ヶ月分か…まぁ、3ヶ月先までは会社やめないでおくか」と思って。
ぐんぴぃ:うん、なるほどね。
谷口つばさ:その時に、めっちゃこの気持ちが分かったというか。
ぐんぴぃ:はい、はい。
谷口つばさ:自分を生かすための楽しみというか、なんかあったら生きてもいけるなっていう、理由にもなるっていう。
土岡哲朗:たしかに、そんなめっちゃワクワクすることじゃないけど。1個まぁまぁやっといた方がいいか、もったいないし、ぐらいで。
ぐんぴぃ:そう、でもこれでも逆に、凄い残酷なツッコミ。「いや、死ねよ」っていうツッコミが入るところなんですよ。
土岡哲朗:ああ。うだうだ言ってる奴が。
ぐんぴぃ:そう、凄い残酷な文章だと思う。俺たちに、「いや、死ねよ」って言わせる。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:凄い残酷な文章だとも俺は思った。
土岡哲朗:ああ、そうだね。
ぐんぴぃ:爆笑問題さんのさ、昔の古いコントで、2本挙げる時に、「これはお蔵入りになるだろうな。まぁ、でも一応出してみるか」って2本出して。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:1本が、「私はね、人が死ぬのを予言できます」みたいな。で、テレビのショーみたいな感じで、お客さんの中で「あ、あなた死にますよ」みたいなことを言ったら、お客さんが本当にバタンって倒れて死んじゃうみたいな。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:で、「あなたも死ぬ、みんな死ぬ」みたいな感じで、絶滅するみたいなのを予言をするみたいな。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:凄いブラックな趣味のネタ。と、もう1個、爆笑の田中さんが、「もう母さん殺しちゃおう」っつって。「ムカつくわ」なんつって。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:「金属バットで殴ってやるんだ」みたいな。当時の多分、世相だと思うんだけど。そしたら、お母さんがちょっと風邪かなんか引いてて。
土岡哲朗:うん。
ぐんぴぃ:「大丈夫?」って、ついついお粥かなんか作って食べさせちゃう、みたいな。太田さんは、後者はなんて残酷なんだろうと思って。「これはお蔵入りっすよね」って言ったら、「いやいや、この田中さんのお粥のやつは面白いじゃないですか」って。
土岡哲朗:ああ。
ぐんぴぃ:「お前は死ぬんだ」って言ったら死ぬみたいな、「そっちが悪趣味ですよ」って。「あ、いやだって。田中の方は、いや、殺せよって逆にツッコませるんだぜ」っていう。
土岡哲朗:ああ。
ぐんぴぃ:「こんな悪趣味なネタないだろ」って。「あ、でもこれ伝わらないんだ」っていう。「これを希望だと捉える人がいるんだ」って。「テレビってバカだな」ってなったみたいな話があって。
土岡哲朗:ああ。
ぐんぴぃ:なんか今、ちょっとそれを思ったな。

