2025年10月19日配信のテレビ朝日系の番組『耳の穴かっぽじって聞け!』未公開版にて、お笑い芸人・古坂大魔王が、暴言を吐く観客を舞台に上げてやり込めたという若手時代のエピソードの真相について語っていた。
井口浩之:古坂さんってやっぱ、よく話を聞いたら当時、学園祭で調子乗ってる奴に…
古坂大魔王:ああ、もうさ…
井口浩之:でも、僕がこうお会いするようになってから、めちゃくちゃ優しい人みたいなイメージなんで。どこでそういう風になったか。
古坂大魔王:32~3年前の話なの、あれ。
井口浩之:はい。
古坂大魔王:学園祭で、「つまんねぇ」って言った人間を、「ああ、お前つまんねぇって言った?じゃあ、お前の方が面白いんだな。舞台に上がって3・2・1、どうぞ。はい、言えなかった。つまんない」って俺がやったっていう。
井口浩之:はい、はい。
古坂大魔王:これはキューっとしてるのよ。
井口浩之:前段があるってことですか?
古坂大魔王:これはもう…だから、学園祭。大学の学園祭に行きました。
井口浩之:はい。
古坂大魔王:僕らが。当時、でも、僕も19歳。
井口浩之:うん。
古坂大魔王:ってことは、ほぼ同い年。
井口浩之:ってことですよね。
古坂大魔王:学園祭がある。そこで、みんなで二十歳すぎとかもいて。
井口浩之:ああ。
古坂大魔王:酔っ払ってんの、学園祭。
井口浩之:ああ、なるほど。
久保田かずのぶ:治安悪いな。
古坂大魔王:で、素人一発芸大会の司会をしたの、俺。
井口浩之:うわ、それはなかなかっすね。
古坂大魔王:つまりは、俺じゃないのよ。演者が素人なのよ。
井口浩之:そういうことか。
古坂大魔王:それでやってって、どうのこうの、「つまんねぇ!」って。「おい、つまんねぇよ、つまんねぇ!」って、ずーっと。で、最後の方、無視してたら「つまんねぇ、つまんねぇ、つまんねぇ…」ってずーっといい続けるの。
井口浩之:ああ。
古坂大魔王:「分かった。そこまで言うんだったら、一発芸大会だから」って。
井口浩之:ああ。
古坂大魔王:「お前も参加しな」って。「みんなやってんだから」「俺はやんねぇよ。関係ねぇよ」って。当時、猿岩石が『電波少年』とか出て。「猿岩石よりつまんねぇんだよ」って言ったから、「お前ら、猿岩石のコント見たことあるか?」と。
久保田かずのぶ:おお。
古坂大魔王:「面白ぇぞ」と。「全然知らないだけなんだよ」って詰めて。で、色々論破して、それウケたの、会場。
井口浩之:ああ。
古坂大魔王:で、そのうち、コイツらが「うるせぇ、テメェら」って舞台に上がって来ようとしたから、その時に応援団みたいな奴が警備やってたから、そいつをボコーンってぶん殴って。
井口浩之:ふふ(笑)
古坂大魔王:で、俺もドーンって顔を。
井口浩之:やめてください(笑)
古坂大魔王:で、4~5人立ち上がってブワーッてきたから、上がってくる奴をドコーンって。ワニワニパニックみたいになって。
久保田かずのぶ:ふふ(笑)
古坂大魔王:大暴動があって、20人ぐらい。
井口浩之:そんなことが(笑)
古坂大魔王:で、そのまんまワーッて向こう行って、15人ぐらいの客が残ったのよ。
井口浩之:はい。
古坂大魔王:その時に、ラストの一発芸の奴がスタンバイしてて(笑)そいつが鳥の格好してて。
井口浩之:ふふ(笑)
古坂大魔王:ケツのところ、穴開いてんの。
井口浩之:うん(笑)
古坂大魔王:「何すんのかな?」と思ったら、「ああ…卵を産みます」って言って、生卵を肛門に挿れて、ピチャって(笑)優勝よ(笑)
井口浩之:はっはっはっ(笑)
久保田かずのぶ:優勝なんかい(笑)
古坂大魔王:それがギュっとなって、芸人とかが俺を表す時に、「ボケでもツッコミでもない、負けず嫌い」っていうところから入って、「古坂はこんなことしたんだよ」みたいな。
井口浩之:そういう話だったんですね。

