2025年9月21日配信のYouTube動画『ニューヨークのニューラジオ』にて、お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政が、チョコレートプラネット・松尾駿の「素人はSNSするな」発言での炎上で「アンチは普段何も言わない」理論について改めて納得したと語っていた。
屋敷裕政:永野さんの番組みたいなんにさ、箕輪さんが来とってさ。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:元幻冬舎の箕輪さん。
嶋佐和也:箕輪さんね。
屋敷裕政:が、言っとって。 あの人もこの間、不倫だどうだで炎上しとって。
嶋佐和也:そうだね。
屋敷裕政:で、やっぱなんか今って、時代的になんか…
嶋佐和也:あ、見た。『5年後の世界』ね。
屋敷裕政:そう!『5年後の世界』、俺、あれ知らなかったんやけど。
嶋佐和也:全部見てる。
屋敷裕政:あれおもろいな。大麻の話とかしてるやつ、俺それは見てないけど。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:なんか言っとってん。もう今って、なんか例えば工場でネジ作るとか、要はなんか「これって何の意味あるんやろう?」ってわからんまま働いとる人がほとんどなんですって。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:だから生産、自分で生産したものが消費者に届いて喜んどるみたいな想像ができひん状態のまま働いてる人が多い、と。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:資本主義で、産業革命以降。で、だから自分の人生をあんま生きとる人が少ないんですって。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:そういう人は、凄い他人の人生に自分を投映させる方が多い。だから推し活とか、凄い推しを作って、その人が売れる様を見て、凄い喜んだり。逆にその人がスキャンダルとかで下がると、凄い悲しんだり、自分ぐらい凹むんですって。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:で、逆に他人の人生が落ちることで、生きてる実感を得られる人も多いから、炎上とかスキャンダルとかで売れとった人が、ちょっと落ちるみたいなんがたまらん人が増えてるみたいな話してて。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:「なるほどね」みたいな。だから、自分で畑作って農家の人やっとる、農家の人とか割とこう自分の人生を生きてる実感があるから、多分そういうSNS書き込んだり、あんませぇへんちゃいますかね、みたいな。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:芸人さんなんて最たるもんで、自分でネタ作って客が笑うとか、凄い分かりやすい手応えがあるから、本当にそのSNSで人の揚げ足取ったりとかする人の気持ちがわからんっていう。
嶋佐和也:多分だけど、それこそ、うだまんの栗原とか、全然もう売れてなくて、生活大変じゃん。
屋敷裕政:うん。
嶋佐和也:でも多分、それこそ裏垢とかでさ、悪口行ってるやつとか多分いないよね、芸人って。多分いないと思いますよ。…中にはいるのかな?
屋敷裕政:まぁ、いるかもな。性格というか、タチで。でも、統計的にはそういう人が多いってことなんかな。
嶋佐和也:あんまいないと思うな、たしかに。それこそめっちゃ苦しいはずだけど、生活とかは。
屋敷裕政:で、面白かったのは、アンチっていうのは普段は何も言わんねんて。で、過半数とかが超えると一気にぶわってくるから。
嶋佐和也:ああ。
屋敷裕政:「こいつを叩く」っていうノリができた瞬間、ブワーッて出てくる。だから、チョコプラさんってずっと有名人でさ、ファンも多かったけど、ずっと別にチョコプラさんのこと嫌いやっていう人の声なんてなかったわけやんか。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:でも、なんかのきっかけで、それがちょっとバランスが崩れると、一気にバーってくるみたいな。
嶋佐和也:うん。
屋敷裕政:それが炎上なのよね。
嶋佐和也:たしかにな。

