2025年9月1日放送のテレビ朝日系の番組『耳の穴かっぽじって聞け!』にて、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、松本人志からM-1グランプリ決勝で「50点」をつけられたことは優勝するまで「ずっと引きずっていた」と告白していた。
井口浩之:今、M-1で50点だったら、「おい、誰が50点だよ」みたいな、楽しいイジリになる可能性もありますけど。
徳井義実:うん。
井口浩之:当時のM-1って、そういうのでもないじゃないですか。
徳井義実:ない。
井口浩之:それは若い人にも分かっておいて欲しいというか。
徳井義実:うん。50点って出たら、誰も…多少のフォローはあったかもしれんけど、ただただそれを受け入れるしかないっていう(笑)
井口浩之:そうですよ。顔歪んで、今みたいに「おい!なんで50点だよ」じゃないですもんね。
徳井義実:合間の、ちょっとした平場とか、みんな上手いことやるやん。あんなんないもん。
久保田かずのぶ:ない、ない。
徳井義実:ネタ終わって、「どうでした?」って聞かれて、「はい、一生懸命やりました」みたいな、全員そうやったから。
久保田かずのぶ:それはどれぐらいで、「いいや、開き直ろう」ってなるんですか?
徳井義実:どうやろ…まぁ、でもそっから、それが第1回が2001年か。2002、3、4って毎年出んねんけど、前年で決勝行ってるから、ボロボロの状態とはいえ、もしかしたら決勝行けんのかな、とかなんとなく思いながらやる。
井口浩之:うん。
徳井義実:で、行けない。「これ、アカンなぁ」って。その翌年も行けない、「アカンなぁ」。もうええわ、みたいな。
井口浩之:うん。
徳井義実:「M-1、もうええわ」みたいな、ひねくれに入って。
井口浩之:うん。
久保田かずのぶ:ああ。
徳井義実:で、次の年もアカンくて、「はい、はい」みたいな。
久保田かずのぶ:それは「50点」がずっと引っかってる状態で進んでるってことですか?
徳井義実:ずっと進んでるなぁ。
久保田かずのぶ:うわ、重いなぁ。
徳井義実:トラウマよ。
井口浩之:そうっすよね。
久保田かずのぶ:重すぎるなぁ。
徳井義実:日々、一応、劇場出るから、劇場出て、ウケてっていう。ちょっとずつ、ちょっとずつ軟膏を傷口に。
久保田かずのぶ:ああ、なるほど。
徳井義実:ネタやって、ウケたらちょっと軟膏を塗って、みたいな。今度はバンドエイド、みたいな。
久保田かずのぶ:傷が(笑)
徳井義実:パックリ開いた傷を難航で治していってる状態(笑)

