2025年8月31日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、小堺一機のことを「我々にとっては本当に恩人」であると思っている理由について語っていた。
太田光:小堺さんは、僕ら何度も言ってますけども、我々にとっては本当に恩人というかね。
田中裕二:そうなんですよ。
太田光:小堺さんは。
田中裕二:ホワイトの話でね。
小堺一機:まだ看板あるね、ホワイト。
太田光:ああ、まだありますか?
小堺一機:看板は。店は行ってないですけどね。
太田光:店はもうないらしいですよ。
小堺一機:あ、本当?ビルはあるけどね。じゃあ、もうやってないのかな?
太田光:うん、やってない。六本木のね、ホワイトっていうお店があったんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:そこはもう、とにかく芸能人が集まるお店で。
小堺一機:そう、あんまり普通に人いないの、芸能人。で、いつも行く前に…誰か喧嘩してるから。
太田光:松田優作さんとか。
小堺一機:役者さん同士でね。いつも電話して、「小堺です。ママ、今日はどうですか?」「今日は静かです」「じゃあ、行きます」って。
太田光:はっはっはっ(笑)
小堺一機:行くと、後から和田さん来たりして。
太田光:はっはっはっ(笑)洒落た店だったよね。
田中裕二:そうね、ピアノが置いてあってね。
小堺一機:ピアニストが来て、勝手に弾いてるし。井上陽水さんが、有線で流れてる曲を、僕の耳元で歌ってくれたりしてました。
太田光:本物が集まる店なんです。
小堺一機:そこのママも有名なママでね。本も出したんですけど。
田中裕二:うん。
小堺一機:優作さんを怒鳴れる人だったんです。
太田光:アッコさんのことも叱れるっていう。
小堺一機:「帰れ!」っていう。
太田光:そこに我々、まだ全然仕事ない時に、プロデューサーに「一回、行ってみるか?ホワイト」って言って、連れてってもらった時に、「ここの店に来たら、絶対に売れるから」って言われた時に、俺ら「売れるわけねぇなぁ」って思った時に、たまたま小堺さんが一人でいらっしゃったんですよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、「あ、どうも」って一応挨拶したら、小堺さんが我々のことを知っててくれて。「じゃあ、一緒に飲もうか」って。
田中裕二:うん。
太田光:で、ずっと「爆笑問題さんは大丈夫ですよ」って、ずーっと言ってくれたんだよね。それが嬉しかったよね。
田中裕二:色んな面白い話をいっぱいしてくださって。
小堺一機:まだコントをやってる時にね、先生と生徒をやってたんだよ。
太田光:ああ、やってましたね。
小堺一機:あれが面白くて。「面白いなぁ」って思ってたの。
太田光:ありがたかったね、あの時はね。
田中裕二:あれは忘れない。
太田光:忘れない。
小堺一機:やっぱりね、売れる人はね、大事にしておかないと。
太田光:はっはっはっ(笑)
小堺一機:売れてからね、「アイツよぉ、昔、ヒデェんだぜ」って。よく、堺正章さんが言ってたもんね。「私は大失敗しましてね。タモリさんにね、メガネはずした方がいいよって言っちゃったんです」って。
太田光:はっはっはっ(笑)
小堺一機:「ちょっと分かりにく芸だねって。申し訳ないことをしましたね」
って。
太田光:はっはっはっ(笑)

