2025年8月25日放送の日本テレビ系の番組『千鳥の芸人領収書』にて、お笑いコンビ・千鳥の大悟が、芸人の先輩たちを疎ましく思っている時に大師匠から言われた一言について語っていた。
九条ジョー:皆さんから見ても、上の、レジェンドの師匠方いるじゃないですか。
大悟:はい。
九条ジョー:の、方のトークやネタで、腹から笑えたことあります?
大悟:ふふ(笑)ある。
九条ジョー:ありますか?
大悟:これはでも、思った。全員が思った。
九条ジョー:でも、思ったのに、その上の人を倒そうとせず迎合して、トミーズさんと『せやねん』やってたじゃないですか。
大悟:これは悔しいけど、ワシは今も戦ってるよ。
九条ジョー:あ、本当ですか?
大悟:当然。戦わない人もいるけども。九条がワシが戦ってないように見えたことがショックです。
九条ジョー:すみません(笑)師匠方って、そもそもその時代、芸人が少ないじゃないですか。ちょっとしかおもろなくても…
西野亮廣:そんなことない(笑)
九条ジョー:言ったら僕も、選挙と一緒で、お笑い界にも、芸人全員で選挙システムを導入して、その票が入らなかった人は、もう引退するってシステムに。
大悟:「この人は残した方がいい」っていうのが一票も入らないような方は。
九条ジョー:そう。これ、全員を腐してるわけじゃなくて、この人凄いって思う人はたくさんいるというか。
大悟:そらいるやろ。
九条ジョー:ザ・ぼんち師匠は面白かったし、あの年になっても若手と戦うというその闘争心が素晴らしい。それがないまま、ルミネtheよしもとの出番3ステの時、ずっとトリやったのに、最後だけ新幹線で大阪帰りたいから、トップバッターにする人とかおるんですよ。
大悟:はい、はい。ワシはなんとなくわかるよ。
九条ジョー:それだったら僕らそこ出たいですよ。それなら、もっと若手一枠出してくださいよって意味ですよ。兄さん分かりますよね?
大悟:…でもな、ワシ、NGKのロビーでこれ、でっかい声でこんなこと喋ったことあんねん。
九条ジョー:え?
大悟:「20代ぐらいの時に、そんな上の先輩らが辞めへんのやったら、ワシらのギャラも上がらんし、出番も来ぇへんわ」みたいな。そしたら、大師匠が来て、怒るわけでもないけど、「その考え方で、ワシらが抜けるまで待ってたら出番来る思ってるような奴らに、ワシらが負けると思うんか」って言われて。
西野亮廣:ああ。
大悟:だから、「これが抜ければワシらが」じゃなくて、「コイツらを倒せば」って考え方。
西野亮廣:はい、はい。
大悟:「そうじゃないと、大悟売れないよ」って。
西野亮廣:カッコイイ。
大悟:抜けても、どうにもなんないのよ、意外と。
九条ジョー:納得さしたらアカンやん。
西野亮廣:納得しちゃった(笑)
井口浩之:これはダメだ。話にならない。それでよく出てきた、逆にアッパレ。さすが吉本。
大悟:…でも、なんか誰かに「お笑いやりなさい」って言われてお笑いやってる奴なんかほぼおらん。
九条ジョー:それはいないです。
大悟:自分でやりたいってやってる、で、何の保証もないんやから、「辞めるのも自分でさしてくれん?」って思うけどな。
九条ジョー:これからも、その通り。
大悟:ふふ(笑)

