2025年8月15日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、NHK『お笑い100年』が「エンタツ・アチャコの割く時間が長い」ことについて語っていた。
東野幸治：この間、NHKの『お笑い100年』(超・ニッポンのお笑い100年)という非常に楽しみな番組を、全録で改めて見たんですけれども。
NHKの人、誰か私に放送作家として入れてくれないでしょうか？…今週どうしても話をしたいのは、このNHKの『お笑い100年』っていうのを振り返るっていう番組で、爆笑問題さん中川家がMCで、ひな壇には千原ジュニアとか、フットボールの後藤とか、ヒコロヒーとか、小籔とか、あとウエストランドの井口とか、そうそうたるメンバーがいてて、漫才を振り返る。
NHKとか、他の民放の過去のアーカイブも見ながら。あとなおかつ、テレビ放送始まってお笑いのバラエティーを振り返るっていうことで、めちゃめちゃ楽しみにしたんですけども。
ちょいちょいよくある、いろんな番組でお笑い振り返る、漫才振り返るっていう時の、少し自分の中でちょっと心配事は、お笑いの歴史をなんか日本史の歴史と例えると、どうしてもエンタツ・アチャコの割く時間が長いんですよ(笑)
アチャコさん、本当に素晴らしい、近代漫才をね作ってくれたっていう方で、何の非もないんですけど。「もうそこ、ええで」と思って。NHKがまず、エンタツ・アチャコさんのVTRと。あと実はNHKで、エンタツ・アチャコさんが脚を背負ってパイプ椅子かなんかに座ってネタするみたいな、そのなんか掛け合い、みたいなんとか。
で、なんかこうひな壇に座ってんのは、今現役のお笑いの人らやから、もう早く日本史でいうところの、戦国時代とか、幕末行ってほしいけど、NHKずっと、聖徳太子の話ばっかりするから。
「いや、これいいんやけど…」みたいな(笑)なかなか、M-1以降の漫才の変遷とか。バラエティ番組のひょうきん族から、ダウンタウンさんたち、とんねるずさん、ウンナンさんが出てきた話をメインで見たかったけど、ずっとエンタツ・アチャコさんなんですよ。
で、やっぱもうえらいもんで、勝手な俺の想像ですよ。ワイプ抜かれんのは、リアクション大きい後藤ばっかりなんですよ(笑)「え～？こんな映像あんの？」みたいな(笑)いやいや、もう後藤さん、もう全員死んだような顔で見てもらって、サクサクっと行ってもらって。
早く、漫才ブームももうなんだったら、俺、今58ですけど、漫才ブームも振り返らなくていいですよ。ビッグスリーから、その以降を見たいけど、ずっとその聖徳太子、大化の改新ばっかりなんで。なんとかね、俺それ第2弾やんねやったら、俺、放送作家として入って、ちょっと大幅にその進行台本をちょっと変えたいなと思って。
