2024年6月8日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、『古畑任三郎』に弁護士役で出演した「しゃべりすぎた男」は打ち合わせ段階では別の設定で台本も既に完成していたと明かしていた。
リスナーメール:古畑任三郎30周年で、再放送がされています。さんまさん出演の屈指の名作、「しゃべりすぎた男」も放送されました。これを職場で話しましたが、「さんまさんドラマ出るの?」というリアクションが多数でした。
芸人がドラマに出演するという先駆けだったさんまさん。『心はロンリー』のように今後のドラマ出演、改めてお待ちしています。
明石家さんま:ああ、そうらしいな。今日もニッポン放送の人と打ち合せやった けど。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「古畑、何年前ですか?」とか。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:「あそこはどういうことなんですか?」とか色々覚えてて。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:で、今日も話したばっかりやねんけど。もうこれだけは…三谷幸喜さんが作ってて。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:で、打ち合わせで俺がロック歌手だったんですよ。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:ロック歌手をやる予定で、「これでいいですか?」って。「ほんなら、それでお願いします」って。で、「こういう台本で」って決まって。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:で、帰り際に三谷君とは別にね、古畑と関係なく、「俺、法廷のドラマ、法廷のワンセットコメディをテレビで撮りたいねん」って、別話で言うたのよ。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:ほんなら三谷が「それで行きます」って。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:1週間で書き上げよったのかな。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:本、出来上がってたの。ロック歌手、俺が元ロック歌手っていう(笑)
藤本美貴:ちょっと見てみたいですね(笑)
明石家さんま:元ロック歌手(笑)
藤本美貴:現役ではない(笑)
明石家さんま:「歌うシーンないですから」って、訳の分からんこと言うて。「歌うわ、アホ」って言って。
村上ショージ:ふふ(笑)
明石家さんま:「大丈夫です、歌うシーンないですから」「歌うわ」って言ったのは覚えてる。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:で、「そっちで行きましょう」「え?」って言うて。「違うがな、こっちでええやん、台本できてんねんから」って言うて、やったのがこれです。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:だから、そういう思い出がありますね。