2020年9月7日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、M-1グランプリ2019でミルクボーイのネタを見た時に、内海桂子師匠の教え「言葉で絵を描きなさい」がようやく理解できたと告白していた。
塙宣之:(内海桂子師匠の教えで)「言葉で絵を描く」って、分からないでしょ?
平野ノラ:そうですね、踊ってきた者には分からないですね(笑)
塙宣之:分からないでしょ。それが分かったのがね、急に降りてきたんだけど。
平野ノラ:はい。
塙宣之:去年、M-1の審査員で見てた時に、ミルクボーイが物凄い面白かったわけ。
平野ノラ:うん。
塙宣之:凄いウケてて。その時に、一本目ももちろん面白かったんだけど、二本目のもなかのネタがさ、もうあれ名作だと思ってんだけど。
土屋伸之:うん。
塙宣之:もなかだけで終わるかって思ったら、もなかの家系図を最後言い出したの、ミルクボーイが。
土屋伸之:うん、うん。
塙宣之:「ここがモナ王で」とか。あの時に、この言葉が浮かんだんだよね。
平野ノラ:うん。
塙宣之:家系図がバーンって浮かんだ時に、「あ、こういうことか」と。「言葉で絵を描くってこういうことか」って、立体的に見えちゃったんだよね。
平野ノラ:ああ。
塙宣之:もちろん、それだけじゃないんだけど、審査基準っていうのは。他のコンビの面白さとかもあるんだけど、瞬間でパッと絵が浮かぶ、想像させられるっていうセンスは凄いよね。