「男ウケ女子」が迫害されるインスタ
Instagramって、自虐の文化なのね。言ったら、ハッシュタグで言い訳めっちゃするんですよ。
リア充っぽい写真とか、オシャレな写真をあげた後、「#似合わなすぎワロ」みたいな。「#この後、店員さんに○○ですかと言われてしまう私」みたいな。「とか言いつつ、初めてのハワイ」みたいな、なんかそういうエクスキューズいっぱいつけながら、「いや、これモテようとしてないですから」みたいな。
要するに、女性は集まる時、女性に嫌われないコーデしていく、みたいなことと通じるもので。女の人が多いから、「ここは、男に媚びてないですよ」っていうの、全力でやるわけですよね。
やっぱ、渡辺直美とか水原希子ちゃんとか、そういう人達って、男に媚びてないぞっていう。ユッキーナとかもそうでしょ。みんな「男に媚びねぇぞ」なんですよ。
「男ウケ」するあざといポーズの集大成であるTik Tok
中田敦彦:(Tik Tokは)男が可愛いって思うような、あざといポーズの集大成を15秒で連続で見せるってやつなの。これね、「うわぁ!」って思ったのは、それを、みんな女の子がガンガンやるの。
「なんでやるの?」って思うかもしれないけど、本当はこういうのに向いてる。要するに、男ウケする女の子っていっぱいいて。
…「モテたい、モテ力で行くんだ!」って、そんな女性たちがインスタグラムの迫害から今、一気に解放されて、Tik Tokという、もう新天地で。もう大爆発を起こしてるんですよ。
Tik Tokに中年男性が入るべからず
中田敦彦:Tik Tokを見誤って参加したら、もう火の車ですよ(笑)あんなところで、おじさんが動画投稿したら、もう本当に惨憺たるもんだよ(笑)やめて、ねぇ(笑)
ガールズバーのカウンターの中に、オッサンが入ってるようなもんなんだから。やめろよ、お前っていう。
「僕がカクテルを作りましょうか?」なんつって。ガールズバーのカウンターに、オッサンが入ってきて、タキシード着ちゃって。蝶ネクタイつけて。
「もう出てけ、出てけ」って。そういうバーじゃねぇんだよ、ガールズバーっつうのは。なんだお前、ウィスキーのうんちく語りだして、みたいな(笑)
オッサン入ってくんじゃねぇよっていう時なんですよ、Tik Tokっていうのは。無茶苦茶若い女の子が、ゴリゴリの男ウケをしてる。それを結構見るんです。
オリラジ中田敦彦、Tik Tokに中年男性が動画投稿するのは「ガールズバーのカウンターにオッサンがいるようなもの」と指摘
インスタ女子・Tik Tok女子を見ている男性への訴求力
中田敦彦:インスタグラムを、ちょっと言ったらセクシーな目線で見る。「インスタグラム=エロ本論」みたいな。これ、ちょっとネットニュースにもなったんだけど。
要するに、FxxkingRabbits(ファッキングラビッツ)さんのスモーキングキルズっていうものが非常に上手くインスタグラムを使っていて。それ、インスタグラムが女性のターゲットのものだっていうふうに俺は思い込んでたけど、実は男性ニーズもあって。おしゃれなエロを何だろう、格好良く見れる。
はしたなくはなくフォローできてっていうのが、実は男性に訴求力があって。そこには商品を売ることができるんだという。インスタグラムの男性ターゲット利用法について、俺は学んだぞということで。それをやるんだっつって、インスタグラムの「幸福洗脳」のアカウントは、エロカッコイイ感じに今、してるわけなんですよね。
オリラジ中田敦彦、インスタグラムやTik Tokの女性を「性的目線」で見る男性に訴求力があると指摘「実は男性ニーズもあって」
マネタイズしづらいTik Tok
中田敦彦:Tik Tokっていうのは。無茶苦茶若い女の子が、ゴリゴリの男ウケをしてる。それを結構見るんです。
これはね、面白いのが、まだYouTubeとかと違って、広告はあんま入ってないの。なんでかっていうと、広告しづらいのよね。今、YouTuberってもう、普及しすぎて。動画の内容も広告だし、その合間に広告流れるでしょ?広告の合間に、広告流してる感じで。言ったら、インフォマーシャルなんだ、結局は。
結局は、ガジェットを紹介する人も、なんかオモチャ紹介する人も、ゲーム紹介する人もみんな、商品のタイアップついてたりするわけなんですよ。もしくは、商品のタイプアップ狙い。
でもね、それは喋れるからだよね。「これね、面白いでしょ」って言える。Tik Tokって、たった15秒しかなくて、しかも音源決まってんだよ。喋れないの。CMに向いてないんだよ。
オリラジ中田敦彦、Tik Tokは運営側もユーザー側もYouTubeのようにマネタイズしづらいメディアであると指摘「時間短いし、喋れない」