2025年10月3日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、細川たかしから『行列のできる相談所』でもらった羽織袴を吉本興業に預けていたところ一部紛失していたことが判明したと語っていた。
東野幸治:津軽三味線をね、やるっていうところで。このラジオで喋りましたけど、細川たかしさんから頂いた、紅白でもおそらく着たであろう、羽織袴みたいなんを『行列』の本番の時にね、着させていただいて。それをいただいたんですよ。
こんなありがたいことないって言って、丁寧に折って、僕、頂いて。今のチーフマネージャーにお渡しして。「吉本で預ってて」って、奉納させていただいたんですけど。
やっぱえらいもんで、吉本興業、その袋を一度も開けることなく、荷物の中に、どっかの荷物の中にずっと置いてて。で、それを今回ちょっとやっぱりね、言うたら貸し衣装じゃなくて、やっぱそれをちょっとね、津軽三味線、望郷じょんがら弾かなアカンなと思って、マネージャーに言って。
マネージャーもね、もう当時、多分学生やったか知らんから、何のことか分からへんけど、その荷物だけ持って、繁昌亭に行って。ほんで置いてて。で、笑金君っていう、後で分かってんけど、元々は吉本の会社で働いてた人なんですよ。吉本となんか制作会社みたいな合同で作ってる会社の社員さんで、裏方で入ったけど落語に出会って。ほんで「やっぱり表で落語したい」っていうことで転職したって形やね?
渡辺あつむ:まぁ、そうですね。
東野幸治:で、文枝師匠の一門の兄弟子のお弟子さんってことですか?
渡辺あつむ:師匠・文枝からしたら、孫弟子ですね。
東野幸治:孫弟子。その方が、僕の着物、羽織袴、僕ちょっとね、不勉強で着物着られへんから、手伝っていただけるって話が来てて。ほんで俺も、津軽三味線を持って、マネージャーそのね、言うたら細川たかし師匠。ウチの師匠は細川たかしですから。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:ウチの師匠、細川たかしさんから頂いた羽織袴を持って、てんてこ、てんてこ繁昌亭に行って、控え室にいてて。で、その笑金さんにマネージャーがちょっと羽織袴を渡して、で「お願いします」って言うて。ペンペロ、ペンペロね、調弦してたら、ダダダダダッて2階に上がってきて。「ちょっとよろしいですか?着物が足りません」って言われて、まず。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:「え?」ってなって。「着物足りひんって、どういうことなん?」って言うたら、「中、ないです」って言われて。「え?そんなことある?」みたいな。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:吉本のチーフマネージャーがこのライブ嫌がって、抜いたんかなとか(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:「東野、こんなんしてる場合やあれへんで」って(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:こそこそって一枚抜いて、ベーンって投げてやったんかなって思ったのよ。
渡辺あつむ:はい(笑)
東野幸治:多分、いただく時に手違いで、中の着物を着て、袴着て、羽織。三点セットじゃないですか。その中の着物なくて、袴と羽織りだけやって。「これ、どうしたもんか」ってなって、三度君も血気盛んというか、時間もあれへんからって、笑金君にお願いして。笑金君、家近いから1回帰ってもろて、笑金君の着物を大至急、とりに行ってもらって。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:で、笑金君ってやっぱね、高座の順番で言うともう前の人やから,
そんなええ着物じゃないんですよ。
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:ごめんなさいね、こんなこと言うて失礼な話。笑金君、ごめんね。俺は心の中で思ってたんですよ(笑)「バランス悪いな」思って。
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:下半身だけ紅白で、上がもう前座みたいな。もうすごいバランス悪い。だから指があんま動けへんかったかな(笑)
渡辺あつむ:うーわ、どんな言い訳やねん、それ(笑)
東野幸治:はっはっはっ(笑)

