2025年9月23日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、大ヒットドラマ『スクールウォーズ』の後の顛末について語っていた。
ケンドーコバヤシ:今、公式チャンネルって言うんですか。その番組がちゃんとYouTubeに、番組が公式で上げてるんで。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:地上波でオンエアできなくなった、『スクールウォーズ』っていう昔のドラマの名シーンを上げてるんですよ。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:久々に見たらね、やっぱ素晴らしい。感動シーン特集みたいなのを今、公式チャンネルでやってて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:ザブングル加藤に腹立って、腹立って。見てみたら。
千原ジュニア:ああ、あれね。
ケンドーコバヤシ:感動を思い出して。「悔しいです!」ってギャグで使っている。あれも知っている方もおられると思いますけど、凄いシーンなんですよ。
千原ジュニア:109対0?
ケンドーコバヤシ:109対0、相模一校、川浜高校。ラグビーっていうのは点差つくことはあるけども、109対0なんてものはありえない点数。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:その109対0の途中で、滝沢賢治、山下真司さんが「何をしているんだ、こいつらは。もう見てられん!」って、一回帰ろうとするんですよ。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:ほんなら、マネージャーの岩崎良美さんが「先生…あの子たち今、どんな気持ちでプレイしてるんでしょうね」って。「悔しいでしょうね」っていう。で、「賢治は思った。彼らを見捨てるわけにはいかない」と。で、109対0で終わった時に、抱きしめてあげるんですよ。「よくやったぞ、お前ら。怪我はないか?よくやったぞ」って言ってんのに、生徒たちは「ああ、終わった終わった。やっと終わってくれたよ。いつまで続くんだよ、この地獄がよ」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「審判も空気読んで早く笛吹けよな」みたいなのを控室で言ってて、で、賢治ブチギレ。「お前ら…同じ高校生だろ?体格の差もない、頭の中身もそう変わらんだろ!同じ高校生相手に、お前ら、悔しくないのか!」って。で、森田が…
千原ジュニア:まぁ、先生と不良の架け橋やな、森田。
ケンドーコバヤシ:森田が「…悔しいです!」って言うの。
千原ジュニア:だからウケへんって、それマジで(笑)
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)
千原ジュニア:それを加藤がやったら、その間でやったら加藤ウケへんのよ(笑)凄いよな。で、これが実話やから。
ケンドーコバヤシ:実話。
千原ジュニア:で、大木大介が後に教師になって。
ケンドーコバヤシ:いわゆる当時の時代性あって、公言してたんです。「暴力団ドラフト会議1位入札殺到」って。当時のいわゆるその反社会勢力の人が、「ウチの組来い」っちゅうので、4組ぐらいに声かけられてて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:それが騙されたというか、「お前、喧嘩が好きなんだろ?じゃあ、ラグビーやれ。ラグビーは喧嘩だ。相手をぶっ倒そうが、突き飛ばそうが誰にだって文句は言われない」って言われて入ったんですけど、実際にその方のインタビュー後に見たら、「いや、騙されましたよ」って言ってましたよ。「殴ったらダメなんだもん」って(笑)
千原ジュニア:で、これで終わりゃええねんけど、もうあまりにも数字を取ったんで。
ケンドーコバヤシ:そうなんです(笑)
千原ジュニア:で、ここは実話やのに、次『スクールウォーズ2』やってたんよ。ほんなら、少年院、花園でラグビー場で全国ネットで放送する、言うて。全員がサングラスかけてラグビーやるって、サングラスかけてどうやってラグビーできんねんっていう(笑)
ケンドーコバヤシ:青少年やから顔隠さなアカンっていう(笑)
千原ジュニア:そう、そう。で、これを誰一人見なかったという(笑)
ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)まぁ、たしかにあれを最後に見たんは、俺と中川家だけかもしれない。
千原ジュニア:はっはっはっ(笑)

