2025年9月9日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、高校野球で「泣きながらバッターボックス」に立つ球児に疑問を持ったところ感動的な理由が判明したと語っていた。
千原ジュニア:たまたまテレビつけたら、高校野球やってて。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:俺は全く詳しくないから。ほんなら、俺でも「ん?」って思う高シーンがあって。
ケンドーコバヤシ:「ん?」って?
千原ジュニア:うん。9回の表、3対2ぐらい。かなり1点差ぐらいの。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:接戦。9回の表、ピッチャーがピンチ。なんとか1点差止まりでおさえ切った。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、最後9回の裏、ツーアウトバッターがその前の回、押さえたピッチャーが最後のバッターで。
ケンドーコバヤシ:めぐってくるんですよ。
千原ジュニア:で、高校野球1点差、ツーアウトからなんていっぱいドラマあるやん。
ケンドーコバヤシ:あるんですよ。
千原ジュニア:にも関わらず、このバッターはもう泣いてんねん。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、俺は「え?いやまだ勝負ついてないやん」って。「泣いてる場合ちゃうんちゃうの?」って俺はちょっと思ったわけ。泣きながらバッターボックス立ってんのよ。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんで打ったらセカンドゴロで、ヘッドスライディングしながらもアウト、試合終了ワーッて。で、もう全然立ち上がられへんから、審判の人が起こしに来たり、チームメイトが起こしに来たりみたいな。で、泣いててなんかスカーンみたいなことになれへんのちゃうのって思ってて。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:「やったんぞ」みたいなことなんじゃないのって思ってて。それ、最近の高校生のそういうメンタルってそういう感じなんかな、とか。時代なんかなとか思いながら。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:その日の仕事、大阪やったの。で、大阪のツレとご飯食べてたら、そのツレはむちゃくちゃ高校野球詳しいの。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんなら、「お前それ全然ちゃうで」って。「え?どういうこと?」って言ったら、9回裏ツーアウト1点差、ピッチャー打率低い。もちろん高校野球、甲子園でいるような学校やから強豪校。もう打率の高い、ここぞっていう代打、いっぱいおると。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:でも、監督が「いや、お前が中央予選、ずっと投げ抜いて甲子園までお前が連れてきてくれた。どうなろうが最後、お前行ってこい」って送り出してくれた。その監督の采配に感動して泣いてんねんって。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:俺、全然そんなこと知らんからさ。「え?そやったん?」って、もう自責の念と、監督のその采配で、また号泣。
ケンドーコバヤシ:何回泣くねん(笑)

