16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』で、爆笑問題・太田光がぜんじろうとは異なる芸人における「先輩・後輩」の考え方についての持論を語っていた。
『サンジャポ』での発言に悪気はなかった太田
太田光:俺はもう本当に、いつも人と揉めてるようなイメージ、皆さんあるかもしれませんけど。
田中裕二:ありますよ。
太田光:俺、揉めたくないんですよ。
田中裕二:あ、そうなんですね。
太田光:だって、まさかあそこに引っかかると思ってないから。
田中裕二:はい、はい。
太田光:ぜんじろうがね。
田中裕二:太田さんは、良かれと思ってちょっと言ったぐらいで。
太田光:良かれとも思ってないけども、一応、成立させるために言ったんです。そこに引っかかると思ってないからね。
田中裕二:思ってないですね(笑)
太田光:別に、揉めるつもりはないんです。ただ、結果的に俺が喧嘩売ったみたいなことになってるけど、まぁ俺はそのつもりはないんだよね。
爆笑問題・太田、ぜんじろうとの因縁の発端となった『サンジャポ』での発言は「喧嘩を売るつもりはなかった」と弁解
太田「ぜんじろうに対する態度は、昔も今も変わらない」
太田光:俺とぜんじろうとの関係は…俺のぜんじろうに対する態度っていうのは、当時から変わってないんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:で、それだけは言える。ただ、「兄さんって言った」とかなんとかっていうのはね、ぜんじろう側が「太田君の記憶違いだ」って言ってるから。
田中裕二:うん。
太田光:だったら、もうそれはもう証拠も何もないし。俺としても、そのイメージはあるけれども、俺も頭を打っちゃってるから、途中でね。
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:そうするとさ、もう分かんない。で、お前はぼんやりわかんないだろ?
田中裕二:ふふ(笑)そうだね(笑)
太田光:「ここから先は、水掛け論だね」っていうこと言ったわけだよ。だから、水掛け論はもうやめて、その辺はもうチャラでいいじゃないか、と。これから関係作り上げようよ、みたいな話なんですよ、俺の気持ちとしては。
田中裕二:はい、はい。
太田光:先輩・後輩、どうのこうのじゃなくて。
田中裕二:うん。
爆笑問題・太田、ぜんじろうとの「どちらが先輩」論争で芸歴よりも芸人同士としての関係性を重視したいと熱弁「芸歴は方便でしかない」
太田の「芸人における先輩・後輩」論
太田光:で、俺は元々、その年齢とか芸歴とかっていうのは、言ってみりゃ、一般の社会人、会社に勤めている人たちが便利に使うためにやってる方便でしかないと思ってるわけ。
田中裕二:うん。
太田光:俺は、「芸人同士っていうのは、そこでオリジナルの関係を作るんのが俺たちじゃん」って思ってて。そういうのが面倒くさい人のためにあるもんだって言うか、それでやりゃいいんだよ、どっちが入社時期が、入社が何年ですとか。
田中裕二:うん。
太田光:でも、それでも重要な人とは、オリジナルの関係作るでしょ?
田中裕二:そうだね。
太田光:でも、タレントっていうのは、俺たち芸人っていうのはさ、人間関係の機微とかさ、そういうことでコミュニケーションするわけで。
田中裕二:まぁね。
太田光:そんなことにこだわってないんですよ、ハッキリ言って。
田中裕二:いや、そうね。
太田光:で、それは便利だからみんな使ってるんです、日本人は。
田中裕二:うん。
太田光:それ、使うのはいいんですよ。だけど、俺はそういうことは…たとえば同世代ですよ、もちろんも大先輩に対してはそんなの言わないけど、まぁ似たような時期に始めてね、マスコミに出たのも似たような時期だったら、別にそれはその時の会話の感じとか関係ができていくもので。
田中裕二:まぁね。
太田光:俺はそっちの方が大事だと思ってることがあって。
田中裕二:うん。
太田光:何年とか、どうのこうのって…
田中裕二:デビューが何年とかね。
太田光:どうでもいい。どうでもいいし、アイツつまんねぇしさ。
田中裕二:ほら!また舌の根も乾かぬうちに(笑)
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