2025年9月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 23:00-25:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、織田裕二が考える世界陸上でのボツワナ躍進の理由に驚いていた。
太田光:これ、俺の主観ですよ。俺の主観だけど、あれどういうやり取りだったかっつうと、安住がさ、「織田さんどうでしたか?今年。今日はなんか随分湿気がすごいねったみたいですけど」っつったら、「今の湿気は凄いですよ、こっちは」って。
田中裕二:うん。
太田光:で、三谷幸喜は『振り向けば奴がいる』の脚本やってるから。
田中裕二:ああ。
太田光:「織田さん!」って、「あ、お久しぶりです。嬉しいですよ、三谷さん」なんてやり取りがあって。
田中裕二:うん。
太田光:で、「今回のね、印象的なシーン残ってますか?」って安住が言ったわけ。そしたら織田ちゃんがさ、「逆に、安住さんどうですか?今回印象的なシーン」って。
田中裕二:うん。
太田光:で、安住はちゃんと織田さんの大会中に言ってたこと聞いてて、「織田さんで言ってて気がついたんですけど、今回世界のね、陸上の勢力図がかなり変わってきてる」と。
田中裕二:うん。
太田光:アメリカ凄かったのが、いきなりアフリカが出てきて、勢力図が違ってきてる、と。
田中裕二:うん。
太田光:「織田さんがおっしゃったの聞いて」って言ったら、織田裕二ってあの人は、本当純白ぐらいの素直な人だから。「さすが安住さん」とか言ってて。いや、お前が言ったのを聞いたって言ってんのに(笑)「さすが目のつけどころが違う」みたいな感じになってるわけ(笑)
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:それもそれで、織田裕二らしくていいわけよ、素直でさ。で、安住が色々、エチオピアがどうのって色々言って、国名挙げたわけ。そしたら、その中で最後に織田裕二が「それとね、もう1つ。ボツワナなんですよ」っつって。
田中裕二:うん。
太田光:「ボツワナが今回凄い大躍進して」って。「安住さん覚えてますかね?世界陸上、ロンドン大会の時、8年前ですけれどもマクワラチャレンジって覚えてますか?」って。何のことだか全然分かんない。
田中裕二:うん。
太田光:安住もわかんなかったみたいなんだけど、「それ、何でしたっけ?」って言ったら、要はそれが凄いいい話なんだよ。ボツワナが今回凄い躍進してんだけど、それはなんでかなって織田ちゃんは織田ちゃんなりに、ずっと考えてた。
田中裕二:うん。
太田光:そしたら、8年前のロンドン大会で、変なサルモネラ菌だかなんだかしんないけど、そういうのが流行っちゃって、要するにボツワナのチームが参加できなくなっちゃった。
田中裕二:ああ、そうか。
太田光:感染してないのに、マクワラ選手っていうのが、全然元気なのに要するにコロナみたいなもんで隔離期間になっちゃって、走れなくなっちゃた。400mとか200mとか、走れない、ボツワナチーム。
田中裕二:うん。
太田光:で、結局、昨日ほらこの間『サンジャポ』でやったみたいな、再チャレンジみたいなの、一人で走ったっていうさ、何百mか。そのマクワラ選手。マクワラ選手っていうのは、一人で走って。結局、別にやってそのタイムをクリアして決勝まで進んだっていう。
田中裕二:うん。
太田光:マクワラ選手っていうのは、「なんで?俺は元気なんだ」ってその時やったんですよって。
田中裕二:うん。
太田光:「ゴールして、腕立て伏せとかしてやったんですよ。あの時ね、8年前ですよ。あの時ね、ボツワナの少年少女たちがね、マクワラ選手の悔しさ、マクワラ先輩の悔しさを今ね、こうやって果たそうとしてね。こうやって今、あの頃8年前の選手が今出てきてんですよ。僕はね、これがあるんじゃないかと思ってんですよ」って言うわけ。
田中裕二:うん。
太田光:それってさ、凄い見立てじゃない?「あ、そういうこと。それでボツワナ強くなったんだ」みたいな。
田中裕二:うん、うん。
太田光:「安住さん、覚えてます?8年前」っつったらさ、安住は覚えてなかったの。「申し訳ありません、ちょっと覚えてないです」っつって言ったら、「ああ~!」って、織田裕二が(笑)「そうですか~残念です!」って言ったんだよ(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:それでみんなさ、どうしていいんだかわかんなくなっちゃって。今田美桜ちゃんとかも。で、ちょっと一笑いあって、「残念です!」って、その熱さがさ、また織田裕二らしくてさ。
田中裕二:うん。
太田光:でも安住が別にね、それを要は言ったからその話題が出てきたんだけど。

