2025年2月2日放送のテレビ朝日系の番組『有吉クイズ』にて、お笑い芸人・有吉弘行が、太田光代社長がタイタン起業当時に太田プロ・磯野泰子副社長へ相談しに行っていたと知り驚いた理由について語っていた。
太田光代:最初の内、ミスもあるわけですよね。たとえば、一社提供の番組が決まりました、と。サテライトシステムっていう、新しいシステムの番組で。それも大きな枠で、よかったなって。
有吉弘行:はい。
太田光代:で、うっかりしてたら、CMが決定優先みたいな感じでかけてたのをすっかり忘れていて、そっちを決めちゃったら、やはりゲームのとあるハードも作っている会社のCM。
井口浩之:競合みたいな。
太田光代:そう。「もう決まります」みたいな電話かかってきちゃって。
有吉弘行:うわ。
太田光代:「ヤバイ…」って思って。どうしようもできないんで、私的にはもうこれ、両方お断りするしかないな、と。選べないから。でも、誰か相談できたらって思って、やっぱり浮かぶのは社長と副社なんです。
有吉弘行:ああ。
太田光代:それで、やめておきながら図々しいんだけど。そういう時に必ず、相談に行って。
有吉弘行:へぇ、そうなんですか。
太田光代:「私はもう申し訳ないので、私のミスだってことで、両方やめようと思ってます」と。そしたら、「そういうつもりがあるんだったら、両方やるって言いなさい」って。
有吉弘行:へぇ。
太田光代:そうしたら、大体どっちかが引くから。「もう最初からやらないつもりでいるんだったら、もう同じでしょ」って。
有吉弘行:うん、うん。
太田光代:あるいは、上手くいけば両方できるかもしれない、CMと番組だから。っていう、目から鱗のアドバイスを。だから結局、太田プロに学んだの。
有吉弘行:そうなんですか。
太田光代:だから、「太田プロに戻らなかった爆笑問題ですが」っていう。トラブルがあった時に、「太田プロに相談に行って助かりました」っていう。
有吉弘行:へぇ。その若さで、あの副社長と話ができるなって思いますよ。
太田光代:いや、もう相談しに行くのも、本当、どのツラ下げてって話じゃないですか(笑)
有吉弘行:俺なんて、30年太田プロにいますけど、未だに副社長に「ひひっ(笑)」って言うだけ。
井口浩之:あ、そうですか。
有吉弘行:何も副社長に「僕、こうやってやりたいんです」なんて一言も言ったことない。「へへっ(笑)」って。
井口浩之:もういいでしょ(笑)
太田光代:聞いてもらうからね、それは。しかも私もタレントの時はそれはそうですし、あと、最初の内は本当にコーヒー持つ手が震えたぐらいですよ。
有吉弘行:ああ、緊張して。
若槻千夏:社長と副社長と、ご飯したりするんですか?
有吉弘行:いや、俺は一回もないかも。「たまにはご飯でも行きますか?」って言われて、「いやぁ、私なぞ…」って。
井口浩之:いやいや、行ったほうがいいんじゃないですか(笑)
有吉弘行:はっはっはっ(笑)