2025年12月2日放送のテレビ朝日系の番組『耳の穴かっぽじって聞け!』にて、お笑いコンビ・しずるの純が、キングオブコント2025決勝において『クセスゴ』で既にバズったのに「LOVE PHANTOM」ネタで勝負しようと思った理由について語っていた。
井口浩之:ネタはどう決めるんですか?
しずる・純:皆さん、聞いてくださるんですけど。芸人審査時代があったじゃないですか、準決。
久保田かずのぶ:うん。
純:芸人が100人見てる。途中から変わったじゃないですか。
井口浩之:はい。
純:でも、キングオブコント僕ら最初から出てるから。そのイメージで行くから、どうやら池田のネタの方が芸人審査にはハマるぞっていう。で、あと池田のやりたいやつを池田にやらせた方が、俺は別にやらなくても、結構すんなりいくから。
久保田かずのぶ:うん。
純:もうここ何年、池田のネタでしか予選やってないんですよ。
井口浩之:あ、そうなんですね。
久保田かずのぶ:へぇ。じゃあ、折れる部分もあったんや、「もうちょっとここで」っていう。
純:折れることが僕はそんなイヤじゃない方なんで。
井口浩之:うん。
純:自分のネタで絶対っていうのがないんで。だったら、池田のネタで行った方が。しかも。池田のネタだって強いのたくさんあるし。
久保田かずのぶ:うん。
井口浩之:まぁ、気持ちが乗るかどうかってありますもんね。
純:そう、そう。
井口浩之:結局。
純:それ、めっちゃありますね。僕は池田のネタをやるのに、乗らないとか全くないんで。
井口浩之:うん。でも、この『LOVE PHANTOM』のネタ、『クセスゴ』でやって、かなりバズってたじゃないですか。
純:そうね。
井口浩之:お笑いファンはもう知ってるんじゃないかって、賞レースって考えちゃうじゃないですか。
久保田かずのぶ:分かる。
純:本来なら、絶対にしない手です。一回、テレビで跳ねたようなネタを、キングオブコントの予選で絶対しないです。
井口浩之:本来、絶対避けるところですよね。
純:なんでなったかって、18年ぐらいやってきて、行けたり、行けなかったり、9年潜ったり。
井口浩之:うん。
純:まず決勝に行きたいってなった時に、これ本当たまたまなんですけど、6月にヘンダーソンの単独ライブにシークレットゲストで呼ばれて。そこでフーに、「あのネタやってくれませんか?」って。
井口浩之:ああ。
純:「でも、あれ2分しかないからなぁ」って、その単独ライブのために、池田と2人で「じゃあ、5分で叩こうか」って、初めて後半作ったんです。
井口浩之:うん。
純:それが単独ライブでやったら、めっちゃ跳ねて。そしたら、その時にいたライスの田所、タモンズ、ダイタク、ヘンダーソンが寄ってきて、「これ、ヤバイじゃないですか」って。
井口浩之:うん。
純:「これ、ヤバくないですか?」ってなって、そこから初めて「あ、そうなの?」って意識したんですよ、6月までそのネタで賞レースだって。
井口浩之:結構、ギリギリで。
久保田かずのぶ:なんかでも、悪い友達だなぁ(笑)
純:結果ね(笑)


