2025年3月25日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・バカリズムが、ドラマ『ホットスポット』で小日向文世は当初「未来人の役ではなかった」と告白していた。
バカリズム:小日向さんが途中で、未来人っていうのとかも、全然決まってないし。
山崎ケイ:へぇ。
バカリズム:もう何にも決まってなかったの。
塙宣之:小日向さんが、あれなんすよね。全然、何にも普通のオジサンみたいにしようとしてた案もあったっていう。
バカリズム:そう、すかしキャラの予定だったんですよ。
山崎ケイ:あ、最初の方、小日向さんの役自体はあって?
バカリズム:あって。やたら意味深に富士山を眺めるっていう(笑)
山崎ケイ:ああ、はい。最初はそういうオジサンだったんですね。
バカリズム:はっはっはっ(笑)
塙宣之:「これは何の伏線なんだろう」って。
バカリズム:「これは絶対なんかあるぞ」みたいな。だから撮り方も意味深でしょ?
山崎ケイ:ああ。
バカリズム:で、あれずっと意味なのを、あれだけやってて。最後に何もないっていう。
山崎ケイ:え?
バカリズム:ただただ、富士山の写真を撮ってるオジサンっていう。で、最後にその写真を見たら、全然上手くないってオチにする予定だったの。
山崎ケイ:へぇ、めっちゃ面白い(笑)
塙宣之:あんまり上手じゃない写真だっていう(笑)
バカリズム:なんか聞いたら、実際に本当にその写真家の方で、ホテルに長期滞在して、写真を撮って。最後にそのホテルに、それをなんか提供して。それでなんかそのホテルが展示してるみたいな、ちょっといい話が実話であるって聞いたから、それと同じで。
塙宣之:うん。
バカリズム:写真、飾るほどでもない写真(笑)
塙宣之:はっはっはっ(笑)
バカリズム:って言ってたら、衣装合わせの時に、小日向さんがどうやら「これ、絶対なんかあるよね」ってめっちゃ期待してるって言ってたから、さすがにもうこれは…(笑)
塙宣之:はっはっはっ(笑)
バカリズム:もう、何もないとは言えないなってことで、急遽何かにしようってだけ決めて進んでたんです。
塙宣之:だって未来人にしたら、ストーリーめっちゃ変わっちゃうじゃないですか。
バカリズム:めっちゃ変わっちゃうから。
塙宣之:全然違う話になるじゃないですか。
バカリズム:でも、よく見ると別に小日向さんが未来人じゃなくても、話は展開すんのよ、実は。教えてくれるだけであって…
塙宣之:市長がああいうことをしようとしたのも…
バカリズム:危機は訪れるから。だから慌ててもうちょっと絡むように、ちょっと早めに知らせるとか。
塙宣之:へぇ。
バカリズム:小日向さんだけが教えてくれる情報を、そこに散りばめたりして。意味を持たせてみたいな。後付けでどんどん、どんどん。

